2024年 4月 20日 (土)

相鉄・JR直通線、乗ってわかった「プラスの影響」 ラッシュ時も意外と快適、さらに...

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ラッシュでも「秘境駅」のワケは...

   赤羽行き特急は西谷を発車すると約3分後、新たに開業した羽沢横浜国大に8時19分に到着する。開業当日には多くの人でにぎわった同駅だが、朝8時台というラッシュのピークにもかかわらず乗降客はまばらで、とてもラッシュ時とは思えないくらい静かである。開業前に公表された時刻表を見ると横浜市内としては異例の本数の少なさだったが、それで需要が不足していることはない。

   駅舎の目の前には環状2号線を多くの車が走り、住宅もそれなりに点在しているがこのような利用状況になったのは、まさしく同駅が「都心直通」のために開業したことと、西谷との距離の近さが原因だろう。

   11月30日の開業まで、この周辺から東京方面への交通機関は皆無で、東京へ通勤・通学する人口もかなり少なかったと考えられる。また横浜方面へ向かう人であれば、西谷・上星川などの相鉄本線の駅の方が本数で圧倒的に便利である。ゆえに、都心直通のベッドタウンとしての開発はまさしくゼロからのスタート、という状況だ。

   一方で、12月の寒さでは「待合室」の不在がこたえた。赤羽行き(8時19分発)の次の新宿行き(8時37分発)を待ったが、駅は掘割でホームはじかに外気にさらされる。1時間に列車が2本しかない時間帯もある駅で外気にさらされるのは酷と言わざるを得ない。

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