2020年 7月 12日 (日)

「第三次世界大戦」各国で相次ぎトレンド入り でも日本1位は「ムック」だった

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   米国によるイラン司令官殺害で、国際的に緊張が高まる中、世界各国のツイッターでは「第三次世界大戦」を指すキーワードが、相次いでトレンドのトップを占めた。

   日本でも2020年1月4日未明から、トレンド上位に「第三次世界大戦」がランクインしている。一方で、1位はスマートフォンゲームやテレビ番組に関する言葉に。特に「スーパームックモード」なる単語が長くトップに君臨し、話題を呼んでいる。

  • 情勢の緊迫に関心が高まるが…(C)FAMOUS
    情勢の緊迫に関心が高まるが…(C)FAMOUS
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海外ではとんだ「風評被害」も

   報道を総合すると現地時間3日、イラン革命防衛隊の実力者として知られるカセム・ソレイマニ司令官が、イラクの首都・バグダッドで空爆を受けて死亡した。米国防総省は、この殺害がドナルド・トランプ大統領の命令によるものだと発表、トランプ氏もソレイマニ氏が米国側への攻撃を計画していたとして、「戦争を止めるため」攻撃を行ったと述べた。

   当然、イラン側は強く反発しており、最高指導者アリー・ハメネイ師が「報復」を宣言した。米国もイラクに滞在する国民に国外退避を呼び掛けるとともに、軍の増派を決めるなど、情勢は緊張の度を強めている。

   世界各国では、この対立が大規模な軍事衝突、ひいては「第三次世界大戦」につながるのではないか、との不安が強まっている。こうした中で、ツイッターでは第三次世界大戦を指す「WWIII」「worldwar3」などのキーワードが、投稿の多い単語を集計するトレンド欄の上位を占めている。

   非公式サービス「Twittrend」の集計によると、日本時間4日0時ごろの各国のランキングでは、米国の1位がハッシュタグ付きの「WWIII」、2位がソレイマニ氏を指す「Soleimani」となっている。このほか、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ベルギー、スイス、ギリシャ、ロシアなどの国々で「WWIII」が1位を占めており、他の国でも「Iran(イラン)」「Trump(トランプ氏)」などの関連語が上位に見える。

   この現象は海外メディアでも話題になっており、この現象を取り上げた英BBC(以下、いずれもウェブ版)では上記のようなキーワードのほか、その暗殺が第一次世界大戦の引き金となったオーストリアのフランツ・フェルディナンド大公の名前などがトレンド入りしたことを指摘している。

なぜ「ムック」が1位に?

   一方、日本では時差の関係もあってか、こうした現象の波及がやや遅れた。非公式サービス「jptrend」の集計によると、4日0時時点でのトレンド1位は、3日夜にフジテレビで放映された映画「マスカレード・ホテル」(トレンドとしてはハッシュタグ付きの「マスカレードホテル」)で、2位は「マツコの知らない世界」だった。

   その後、4日4時ごろになって「第三次世界大戦」がトレンド入りし、13時過ぎ現在まで10位以内にランクインし続けているが、jptrendによる10分ごとの集計では2位が最高で、1位には現時点で入っていない。この間、1位を占めているのは「#性癖を1つ告白する」「スーパームックモード」「#絶景料理」「#今年GENEと叶えたいこと」など、診断ツールやテレビ番組、アーティストなどに関わるキーワードだった。

   特に長期にわたって上位を占めたのは、スマホゲーム「グランブルーファンタジー」のキャンペーンである「スーパームックモード」だ。作品にコラボ登場しているガチャピン・ムックの名を冠した企画だが、緊迫した情勢とのコントラストの大きさにツイッターでは、

「イランとアメリカの対立が第三次世界大戦に発展する可能性があり、日本も知らん顔ではいられなくなるニュースに世界が危惧している中での日本トレンド一位 『スーパームックモード』」
「トレンドに第三次世界大戦がトレンドにありますが、日本ではスーパームックモードがトレンドトップなの大丈夫です」
「第三次世界大戦が始まろうかという時に「スーパームックモード」がトレンド1位の日本Twitter。平和杉内?笑」

といった書き込みが相次いでいる。

海外でも似たような現象が

   もっとも、こうした現象は海外でも起きているようだ。

   たとえば、米ニューヨークポストによれば、偶然にもツイッターでハッシュタグを使ったキャンペーン中だったダイエットアプリ「WW」が、この騒動のとばっちりを受ける形となり、ネタにする投稿が相次いだという。

   また、上記のフランツ・フェルディナンドと同名の人気バンドが存在するが、このバンドも流れ弾を受ける形となり、メンバーのアレックス・カプラノスさんが「こんな形で自分のバンド名がトレンド入りするのを見たくなかった」とぼやいた。

   日本時間4日13時過ぎの時点では米国のツイッターも平静を取り戻しており、上位はテレビ特番やプロレスに関するワードに入れ替わっている。

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