2021年 1月 16日 (土)

一帯一路にはまだまだ負けない? 今も進化するシベリア鉄道とバム鉄道

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バム鉄道の近代化も進んでいる

   「シベリア鉄道」は聞いたことがあっても「バム鉄道(バイカル・アムール鉄道)」は馴染みがないだろう。バム鉄道はシベリア鉄道のタイシェトと極東のソビエツカヤガワニを結ぶ全長4287kmの路線である。タイシェトはシベリアにあり、バイカル湖よりも西にある。ソビエツカヤガワニから3駅先にあるヴァニノとサハリンはフェリーで結ばれている。バム鉄道は「第二シベリア鉄道」とも呼ばれ、アジア側からヨーロッパ方面へつながる重要な路線である。また、沿線には豊富な天然資源が眠っている。

   しかし、バム鉄道は複線化率約25%、電化率約30%にとどまり、急勾配や急カーブも存在する。ロシア鉄道は2000年代から、ロシア軍の協力も得ながら長距離トンネルの設置や路盤整備、複線化などの輸送力増強に努めている。今後もプーチン政権はシベリア鉄道、バム鉄道の輸送力増強を続けることを発表している。

   ところで、旅客列車は1日1本しか設定されていない区間が多く、全区間を走破する列車はないため、全線走破は難しいだろう。

(フリーライター 新田浩之)

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