2024年 4月 19日 (金)

「鮮魚列車」から「伊勢志摩お魚図鑑」へ 近鉄名物列車の変わる活用戦略

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

ツアーにも活用、観光列車と二足のわらじ

   さらに近鉄は、伊勢志摩お魚図鑑の車両をクラブツーリズム主催のツアー列車としても活用する予定であるという。すでに鮮魚列車の車両を活用したクラブツーリズムの貸切ツアーは何度か運行されているが、その方針をさらに進めていく。日曜祝日は運行しない車両のため、車庫で留置するよりは走らせた方が有効というわけである。

   鮮魚列車の本来の目的である行商の需要は減っていたが、その珍しさに注目する鉄道マニアは一定数いた。ニッチな列車だった鮮魚列車を沿線の海産物のアピールに使用し、かつ観光列車としての活用、という形で当面生き残りが図られそうだ。

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