2020年 11月 25日 (水)

立憲・枝野代表「戦略を外に向かって言う馬鹿はいない」 支持率伸び悩みにコメントせず

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   新型コロナウイルスをめぐる政府の対応で政権や与党の支持率が下がる中、野党第1党の立憲民主党の支持率が伸び悩んでいる。

   枝野幸男代表は2020年5月8日の定例会見で、「従来から、ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」とした上で、今後の対応方針についても「戦略を外に向かって言う馬鹿はいないということなので、それについての受け止めは一切申し上げない」などとして説明を避けた。

  • 定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表。「私は従来から、ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」などと話した
    定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表。「私は従来から、ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」などと話した
  • 定例会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表。「私は従来から、ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」などと話した

「一貫して、うちの支持率がべらぼうにいい時も、同じことを言っている」

   4月上旬に各社が行った世論調査を見ると、NHKや産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の調査で内閣、自民党、立憲ともに前回の3月調査と比べて支持率を落としている。立憲の支持率は読売新聞の調査で横ばい、共同通信は微増とばらつきがあるが、与党批判の受け皿にはなれていない、という点では共通している。

   毎日新聞と社会調査研究センターが2020年5月6日に行った世論調査では、内閣支持率は40%で、前回4月8日の調査から4ポイント下落した。政党別では自民党が4ポイント減の30%で、野党は日本維新の会が前回より6ポイント高い11%の支持を集めた。立憲は横ばいの9%だった。

   こういった状況を念頭に、記者会見では「どういったところに課題、原因があるとお考えか」という質問が出たが、枝野氏は

「私は従来から、ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない。世論調査というものは適切に分析すれば我々が政治戦略を立てていける重要なことだと思っているが、戦略を外に向かって言う馬鹿はいないということなので、それについての受け止めは一切申し上げないということを一貫して、うちの支持率がべらぼうにいい時も、同じことを言っている」

などとして政党支持率や、今後の対応に関するコメントを避けた。

   記者会見は党がユーチューブで生中継しており、コメント欄には支持者とみられる視聴者から、

「選挙に備えて、支持率は真剣に考えないといけないですね。内側の話ですね(笑)」
「来たか、支持率・・」

といった声があがった。

「支持率が落ちた原因」福山幹事長は2週間前に言及

   「ひとつひとつの世論調査についてはコメントしない」とした枝野氏だが、福山哲郎幹事長は、少し違う反応を見せた。4月21日の記者会見での出来事だ。記者が

「最近各社の世論調査で、立憲民主党の支持率が、それぞれ幅はあったりするが、下落の傾向が一部に見て取れる。幹事長としては、その原因について、どう見ているか。今後、そういう状況を踏まえて、発信の強化なり、いろんな対応なり、考えていくお考えはあるか」

などと質問したのに対して、福山氏は、立憲に所属していた高井崇志衆院議員が東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ(セクキャバ)」と呼ばれる風俗店に行っていた問題が支持率下落の一因だとの見方を示した。

「支持率については、あまり一喜一憂しないのがいいと私は思っているが、この局面で支持率が落ちたのは、高井議員の不祥事が原因だと考えている。本当に国民の皆さんに不快な思いをさせて申し訳ないと思っている。早く支持率が戻り、支持率がより上昇機運になるように、みんなで心を引き締めてやっていきたい」

   高井氏の問題は4月14日に週刊新潮と週刊文春がウェブサイトで報じ、党は翌15日に高井氏を除籍(除名)処分にしている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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