2024年 4月 26日 (金)

木村拓哉インスタがおじさんっぽい? 「絵文字の使い方」にジェネレーションギャップか

若い人の感覚は、こんなにも違う!

   まず、井上氏は、自身も冷や汗笑顔はよく使うとしつつ、若い人から話を聞いていると、絵文字に対する感覚は、若年層とシニア層では随分と違うと明かしてくれた。

「最近の若い方たちの間では、絵文字に対して、『そもそも文章に付けるものではない』という感覚の人が増えています。最近、よく、若い方から聞くのは、『すでに文章で気持ちを表わしたのだから、そこに同じ感情の絵文字を付けるのは二度手間』であるという感想です。ただ、若い方たちが絵文字を使わなくなったかというと決してそうではなく、『笑』や『汗』といった一言レスの代わりに絵文字のみを使うことが多いようです」

   続けて、木村さんの投稿に「おじさんっぽい」との声が多数上がった理由については、

「『この絵文字だからおじさんっぽい』という問題ではなく、『使い方がおじさんっぽい』と判断されたのでしょう。木村さんは、『こんな時間の過ごし方、久々でしたぁ~!!』という、気恥ずかしさを伴った楽しいニュアンスを『固定化』するために冷や汗笑顔の絵文字を使ったと推測されますが、若い方からすれば、この『固定化』の作業は二度手間。この点が、『おじさんっぽい』との声が上がった理由かなと思います。木村さんは現在47歳ですから、若い方と絵文字の感覚が違うのは自然なことでしょう」

   と分析した。

   最後に、J-CASTニュース編集部は、「!」を文字で打つ場合と絵文字で打つ場合の違いについても聞いてみた。実際、木村さんの微博では、「!」については文字と絵文字が両方使われているのだ。

「絵文字の『!』を使う方に話を聞いてみると、文字で『!』を打つと色が同じで文章に埋没してしまい、『ビックリした』という感想があまり伝わらないが、絵文字の『!』は赤いので、『ビックリした』との感想が良く伝わるからだとおっしゃることが多いです。画面に表示される色もまた、ニュアンスを伝えるためのツールとして使われているようです」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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