2020年 11月 29日 (日)

アンダースローといえば、あなたは誰を思い浮かべる?

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   希少価値の高いアンダースローで活躍した投手たち。その独特の投球フォームは、野球ファンなら脳裏に深く焼き付いているだろう。

   今回は山田久志、杉浦忠、皆川睦夫、足立光弘、渡辺俊介の偉業を振り返ってみよう。

  • 「史上最高のサブマリン」山田久志氏(2014年。m-louisさん撮影、Wikimedia Commonsより)
    「史上最高のサブマリン」山田久志氏(2014年。m-louisさん撮影、Wikimedia Commonsより)
  • 「史上最高のサブマリン」山田久志氏(2014年。m-louisさん撮影、Wikimedia Commonsより)

「史上最強」は誰?

・山田久志(阪急)
通算成績 654試合登板、284勝166敗43セーブ、防御率3.18
   「史上最高のサブマリン」と称される。阪急の大エースとして75年からのリーグ4連覇に大きく貢献。最多勝3回、最優秀防御率2回、最高勝率4回獲得した。アンダースローで通算284勝をマークはプロ野球最多だ。手元でホップするような軌道の直球に、カーブ、スライダー、シュートと変化球はすべて超一級品。高速で鋭く落ちる伝家の宝刀・シンカーで打者を牛耳った。

・杉浦忠(南海)
通算成績 577試合登板、187勝106敗 防御率2.39
   新人で開幕投手を務めて27勝をマーク。2年目は38勝4敗でリーグ優勝に貢献してMVPを獲得し、日本シリーズの巨人戦では第1戦から4連投4連勝の大活躍で南海を球団創設初の日本一に導いた。プロ7年目までに164勝をマークするが右腕の血行障害で全盛期は短かった。山田久志に通算勝利数で大きく差をつけられているが、その強烈な活躍ぶりから「史上最強のアンダースロー」の呼び声が高い。

・皆川睦雄(南海)
通算成績 759試合登板、221勝139敗、防御率2.42
   杉浦忠と並ぶダブルエースとして活躍。同じアンダースローでも杉浦忠が快速球を武器とする本格派で、皆川はシュート、シンカーと制球力で勝負する技巧派の投球スタイルだった。杉浦の陰に隠れて地味なイメージだったが、最多勝利1回、最優秀防御率1回、最高勝率2回獲得するなどプロ18年間で221勝をマーク。同期入団の野村克也と長年バッテリーを組み、「野村に助けられた」と感謝の念を常に忘れなかった。

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