2021年 5月 11日 (火)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
接触確認アプリ「COCOA」の普及策 縦割り行政ではもったいない

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経産省、国交省と「GO TO」で活用を

   ちなみに、今のままのペースだと、せいぜい500~600万件のダウンロードにしかならないので、浸透度は10%程度にしかならず、大いに役立つアプリとはなりにくいだろう。

   これは、無料アプリなので、ちょっとしたインセンティブがあればいい。筆者は入れているが、1、2分くらいの時間があればインストール可能だ。

   筆者のまわりに聞いてみると、そもそもスマホにアプリを入れる発想がない人が多い。不特定多数の人が入る店、映画館、イベント会場では入口に検温システムがあるが、それと同時にアプリの確認をするという手もあるだろう。

   筆者が出演している番組に寄せられた案であるが、「GO TO キャンペーン」の一環で、アプリを導入している人への少しの特典も検討したらいいだろう。このアプリは厚労省で主導されたが、その活用を経産省、国交省で考えたらいい。省庁間の縦割りのままではもったいない。

   なお、マスコミ報道でも、不具合があったとばかりであるが、そもそもアプリには不具合はつきものだ。記者の使っているOSにも不具合は多いが、それで実際に困ったことはないだろう。不具合はニュースでないはずなのに、報じるのは不思議で仕方ない。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「韓国、ウソの代償」(扶桑社)、「ファクトに基づき、普遍を見出す 世界の正しい捉え方」(KADOKAWA)など。


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