2021年 1月 22日 (金)

与党はノー、野党もダメ... 現職・前職「共倒れ」の鹿児島県知事選、新人勝利の背景は

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構図逆転が政党支持者の離反招いた?

   16年の選挙では伊藤氏が自民・公明の支援を受けており、今回の選挙では構図が逆転した形だ。自民党内には三反園氏を推すことに反発する動きもあり、伊藤氏の出陣式でマイクを握った自民党県議もいた。こういった異例の構図が、それぞれの政党支持者の離反を招いた可能性もありそうだ。

   NHKや鹿児島テレビ(KTS)の出口調査によると、塩田氏は自民党の支持者の3割強の支持を集め、立憲支持層や、無党派層からも4割以上の支持を集めた。三反園氏は自民支持層の3~4割しか固められず、無党派で支持した人も約2割にとどまった。伊藤氏を支持したのは自民支持層の2割程度で、立憲支持層の支持は2割も固められなかった。無党派層からの支持も2割に満たなかった。共産党は内科医の横山富美子氏(73)を推薦したが、共産党支持者以外には訴えが浸透しなかった。

   投票率は49.84%で、前回16年の56.77%を6.93ポイント下回った。ただ、16年は参院選とのダブル選で、そのまま比較することはできない。さらに4年前の12年は県知事選単独で行われ、43.85%だった。当時と比べると6ポイント近く上回っている。

   得票数は塩田氏22万2676票、三反園氏19万5941票、伊藤氏13万2732票。得票率にすると、それぞれ33.9%、29.8%、20.2%だったが、塩田氏の都市部での強さが目立った。最も有権者が多い鹿児島市の得票率を見ると、塩田氏42.5%に対して、三反園氏22.4%、伊藤氏18.2%だった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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