2024年 4月 25日 (木)

中日迷走、野手「大チョンボ」で最下位転落 与田監督「明らかにやってはいけないプレー」

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   プロ野球の中日は2020年7月14日、ナゴヤドームでDeNAと対戦し3-5で敗れた。先発・山本拓実投手(20)が3回までDeNA打線を無失点で抑えるも、4回に突如乱れ味方の守備のミスも手伝い、4本のヒットと2つの四球などで5点を失った。打線はDeNA先発・大貫晋一投手(26)に8回3安打と沈黙。チームはこれで3連敗となり、今シーズン最多の借金「5」で最下位に転落した。

  • 画像はイメージ
    画像はイメージ
  • 画像はイメージ

「当然誰が見ても難しいプレーではない」

   この日の勝敗を分けたのは4回のDeNAの攻撃だった。1点ビハインドのDeNAは、無死1、2塁から佐野恵太外野手(25)のタイムリーでまずは1点獲得。続くホセ・ロペス内野手(36)が四球を選び無死満塁とした。1死後、倉本寿彦内野手(29)がショートゴロに打ち取られ、併殺崩れの間に1点を追加。一見して普通の併殺崩れに思われたが、アレックス・ラミレス監督(45)がリクエストを要求。検証の結果、ロペスがセーフとなった。

   問題のシーンを振り返ると、1死満塁の場面で倉本のショートゴロをショート京田陽太(26)が捕球。ダブルプレーを狙った京田は2塁のベースカバーに入った石川俊(30)に送球した。ダブルプレーを焦ったのか、石川は2塁ベースを踏み忘れて1塁に送球。リプレー検証を経てアウト判定が覆りロペスはセーフに。再び1死満塁となり、このプレーを機に山本はさらに3点を失い4回途中でマウンドを降りた。

   ビッグイニングにつながった石川の「失態」。先発の踏ん張りどころで守備が足を引っ張る最悪の展開で1イニングに5点を失った。石川のワンプレーで流れがDeNAに大きく傾いたことは明らかで、与田剛監督(54)は「明らかにやってはいけないプレー。当然誰が見ても難しいプレーではない」と指摘した。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中