2024年 4月 26日 (金)

今季データで見る「セ・リーグの主砲」 岡本、村上、ビシエド、鈴木誠也...4番打者が快調

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本塁打ゼロの佐野はつなぎ役に

   出塁率においても各チームの4番は高い数字をマークしており、トップは.474の村上で、鈴木が.447で続く。村上、鈴木ともに13つの四球があり、これが出塁率の高さにつながっている。岡本、佐野、大山も出塁率が高く、それぞれ.429(岡本).424(佐野).417(大山)となっている。ビシエドはこの5人に比べて数字では劣るが、出塁率.352は決して低い数字ではない。

   打点では村上が24点でトップを走り、岡本が23点、ビシエドが22点で追いかける。本塁打は岡本の8本がトップで、鈴木、ビシエドが7本。村上と大山は3本と水をあけられている。ここで注目したいのが佐野だ。佐野は開幕から7月16日まで23試合連続で4番スタメン出場を果たしているが、ここまで本塁打はゼロ。リーグの4番で唯一の本塁打ゼロで、打率トップテンの中でも本塁打ゼロは佐野だけだ。

   DeNAは開幕から主に1番に梶谷隆幸外野手(31)、2番ネフタリ・ソト内野手(31)、3番タイラー・オースティン外野手(28)と打線を組んでおり、佐野の前に破壊力抜群の打者が顔を揃える。また、佐野の後ろにはホセ・ロペス内野手(36)、宮崎敏郎内野手(31)が控えている。元来、ホームラン打者ではない佐野は、4番ながら前後のスラッガーを生かすかのようなつなぎ役に徹している。

   開幕からここまで岡本、村上の2人の若き主砲が存在感を見せ、大山には4番定着の期待がかかる。DeNAの新四番・佐野もしっかりと結果を残し、鈴木、ビシエドも健在だ。チームの「顔」となる4番打者。それぞれのチームの主砲のバットが、ペントレースの行方を握る。

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