2021年 5月 10日 (月)

ICカード全盛な今、私がいまだに「磁気券」で鉄道に乗っている理由

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それでも捨てがたい磁気回数券の魅力

   このように交通系ICカードの普及が進む昨今だが、筆者はいまだに阪急電鉄の磁気回数券「土・休日回数券」を利用している。「土・休日回数券」は14回券で10回分の運賃で購入できる。つまり、割引率は28.6%にもなり、阪急電鉄が販売している5種類の回数券の中で最も割引率が高い。有効期限は3カ月目の末日までとなっている。

   筆者の最寄り駅から大阪梅田駅までの営業距離は23.4キロとなり、大人の普通運賃は280円となる。「土・休日回数券」を利用すると事実上200円となり、京都・大阪・神戸を走る市バスの市内一律料金よりも安い。阪急電鉄の普通運賃は16キロを超えたあたりから、他社と比べると安価になり、自ずと回数券のお得度も増す。

   このように大変お得な回数券なので、一沿線住民として重宝している。他社でも同様の割引率を持つ回数券は存在するが、昨今の流れを見ると磁気回数券からICカードを使ったポイントサービスへ移行している。

   筆者が重宝する魅力的な阪急電鉄の磁気回数券も、そう遠くないうちに消えるのだろう。

(フリーライター 新田浩之)

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