2021年 3月 4日 (木)

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち
共和党支持者が語る「民主党を見限る」理由

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「トランプ支持者は、人々が思っている以上に多い」

   トランプ政権は2020年8月の共和党大会でも、「法と秩序(Law and Order)」を前面に打ち出した。

   「トランプはタフだ。民主党の市長や知事みたいに、おもねることはしない。(共和党に転じた)ジュリアーニもそうだった。市長だった時、彼を嫌っていた人は多い。でも、凶悪犯罪からニューヨークを守り、治安改善に大きく貢献した。2001年の『アメリカ同時多発テロ事件』の対応は素晴らしかったよ」とエリオットは、この2人を称賛する。

   ニューヨークでは今も市内各地で、毎日のように抗議の声があげられている。規模はさまざま、テーマもいろいろだが、社会主義を訴えるデモも目立つ。とくに週末は多く、これを書いている2020年9月12日には、市内各地で少なくとも17の抗議運動が繰り広げられている。

   エリオットは言う。

「新型コロナウイルスのパンデミックが起こり、人々は職を失い、学校へ行けなくなり、そしてジョージ・フロイドのあの忌まわしい許し難い事件が起きた。こうしたネガティブなことすべてが1つになって、完璧な嵐を巻き起こした。
   本当にバカげている。でも、太陽が昇る前はいつも、真っ暗だ。僕は楽観論者だから、事態は逆転すると固く信じている。トランプ支持者は、人々が思っている以上に多い。支持していても、バッシングが恐くて口にできないんだ。フェイスブックで『Trump 2020』なんて書こうものなら、友達を一気に失う。40年来の友だってそうだ。あんな男を支持するなんて、お前はひどいやつだ、ってね。でも僕らは多数派だ。僕らは勝利する。そう思うよ。そう思う」(随時掲載)

++ 岡田光世プロフィール
おかだ・みつよ 作家・エッセイスト
東京都出身。青山学院大卒、ニューヨーク大学大学院修士号取得。日本の大手新聞社のアメリカ現地紙記者を経て、日本と米国を行き来しながら、米国市民の日常と哀歓を描いている。米中西部で暮らした経験もある。文春文庫のエッセイ「ニューヨークの魔法」シリーズは2007年の第1弾から累計40万部。2019年5月9日刊行のシリーズ第9弾「ニューヨークの魔法は終わらない」で、シリーズが完結。著書はほかに「アメリカの家族」「ニューヨーク日本人教育事情」(ともに岩波新書)などがある。

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