2021年 6月 18日 (金)

セリフ噛みまくり「兄妹」の「成長見てホロり」 新CMの狙いは?日清食HDに聞いた

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「白は豆乳、たんたかたんたんたかスープー」(日清ご褒美ラ王「天使の兄妹 篇」より)

   舌ったらずで何を言っているか分からない...。そのほほえましい喋りでお茶の間を虜にした兄妹が、1年ぶりに「日清ラ王」のCMに帰ってきた。当時は「セリフ噛みまくり」で話題となった2人だが、今回のCMではちゃんと言えているのだろうか。

  • あの2人が1年越しに出演(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)
    あの2人が1年越しに出演(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)
  • あの2人が1年越しに出演(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)

「ラストがほんと良い」

   遡ること1年前。兄役の高樹湊さん(5歳)と、妹役の北平妃璃愛さん(5歳)は、日清ご褒美ラ王のCM「天使の兄妹 篇」(19年9月公開)に出演していた。

   CMでは、

北平さん「白は豆乳、たんたかたんたんたかスープー(担々スープ)」
高樹さん「黒は黒酢、たん、さんたん...たんたたんスープ―(酸辣湯<さんらーたん>スープ)」

とセリフを噛みまくる2人。字幕がないと何を言っているのか判別できないが、ツイッターではその姿が「かわいすぎる」と話題になった。

   2人は続く、日清ラ王「お店に行けないパパママに 篇」(19年11月公開)でも、相変わらずの噛みっぷりを披露。そして20年11月18日、兄妹シリーズの新作となる「兄妹通販〆の鍋ラ王 篇」が公開された。

   あのCMから1年、2人はセリフをちゃんと言えているのだろうか。通販番組のような装いで現れた2人だが...

北平さん「麺で鍋をしめる時、水を足すと、味がももも...たりなくありませんか?」
正解は「物足りなくなりませんか?」(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)
正解は「物足りなくなりませんか?」(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)

   やはり噛んでしまっている。しかし以前よりセリフは聞き取りやすい。兄役の高樹さんに至ってはほとんど噛んでいない。最後の北平さんのかわいらしい一言で思わず笑みがこぼれる。

   今回のCMに対し、ツイッターでは、

「かわいいな?世界が平和になるわ」
「思わず爆笑してまったわ」
「ラストがほんと良い」
「何喋ってるか分からない系だったお子様達がちょっと成長してるの見てホロり」

といった声が寄せられている。

広報「特定のCMをパロディしたものではありません」

   子どもたちに対し「かわいい」「成長している」との声が寄せられる一方で、特に目立っているのが、

「夢グループ通販のパロディとは......恐れ入った」
「これ絶対『夢グループ』のパロディですよね(笑)」

という指摘だ。夢グループ(東京都文京区)は通信販売業などを手掛ける会社で、CMには 石田重廣社長とアシスタントのような女性が登場。文字通り通販のようなCMを繰り広げることで知られている。

このCMの「パロディではないか」との声もあるが...(画像は夢グループ公式YouTubeチャンネルより)
このCMの「パロディではないか」との声もあるが...(画像は夢グループ公式YouTubeチャンネルより)

   視聴者からは、今回のCMがその夢グループのパロディではないかという声が複数寄せられている。実際のところはどうなのか、J-CASTニュースは11月21日、日清食品ホールディングス(東京都新宿区)の広報担当者を取材した。

   まず、このCMは夢グループのパロディなのか。担当者は質問に対し、

「特定の通販番組やCMをパロディしたものではありません」

と回答。

   2人をCMに起用した理由については、

「『鍋の〆にはラ王がおすすめ』とご提案するためには、通販番組のような雰囲気で『日清ラ王』のセールスポイントを畳みかけるようにお客様にお伝えするのがよいのでは、という意見が出ました。

そこで、昨年のCM出演から1年経って成長したお2人が、通販番組に出てくるプレゼンターに扮しました。昨年のCMよりも少し長く、難しい台詞に挑戦し、たどたどしくも一生懸命にアピールする姿をご覧いただくことで、お客さまに興味をもっていただきたいと考えたためです」(広報担当者)

   つまり、担当者に話によれば「通販番組のプレゼンターに扮しているが、特定のCMは意識していない」ということらしい。

一生懸命セリフを言う高樹さん(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)
一生懸命セリフを言う高樹さん(画像は日清食品グループ公式YouTubeチャンネルより)

   CMを撮影したのは10月下旬。その時の2人の様子を、担当者に聞いてみると、

「何度もテイクを重ねる長時間の撮影にも飽きることなく、長くて難しいセリフに失敗しても、めげずに何度も挑戦してくれました。撮影が進むにつれて少しずつ慣れてきたのか、休憩中には『何分再開ですか?』とスタッフに質問するなど、大人顔負けな様子も見られました」

   ここで、「そんなにしっかりしているのなら、セリフを噛むこともないのではないだろうか...」と疑問がわいた筆者。「セリフを噛んだのはわざとですか?」と少し野暮な質問を投げてみると、

「今回は長いセリフに挑戦する中で、自然と噛んだり、たどたどしくなったテイクを主に採用しています」(広報担当者)

とのことだった。

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