2021年 4月 15日 (木)

北朝鮮の「東京五輪不参加」決定 重要発表を掲載した無名の「朝鮮体育」はどんなサイト?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

ページの一番下に電話、ファクス番号とともに「朝鮮民主主義人民共和国体育省」

   これほど重要な発表を最初に掲載することなった「朝鮮体育」だが、サイトの概要を説明する「about us」にあたるページは見当たらない。ただ、各ページの一番下には電話番号、ファクス番号、メールアドレスとともに「朝鮮民主主義人民共和国体育省」とあり、北朝鮮の体育省が運営しているとみられる。

   サイトは朝鮮語以外に、英語、中国語の計3か国語に対応。記事のバックナンバーの時期から判断できる限りでは、18年頃に立ち上がったサイトのようだ。トップページには19年の「10大最優秀選手」「10大最優秀監督」が目立つように配置されているほか、大きく「不滅の指導」「試合のニュース」「体育活動ニュース」「体育生活」のコーナーで構成されている。

   「不滅の指導」では、金正恩総書記や父親の故・金正日総書記ら、いわゆる「白頭山血統」の動静や過去のエピソードを掲載。「試合のニュース」では卓球、柔道、ボクシング、重量挙げなど、北朝鮮選手が活躍した国際大会の結果を紹介し、「体育活動ニュース」では、19年2月に国際体操連盟(FIG)代表団が訪朝したことや、1992年のバルセロナ五輪にボクシングのフライ級で金メダルを獲得した崔鉄洙(チェ・チョルス)選手の紹介など、試合結果以外のスポーツの話題を伝えている。今回の東京五輪参加見送りの記事が載ったのも、このコーナーだ。

   異色なのが最後の「体育生活」のコーナーだ。

「アイスホッケーの攻撃戦略」
「空腹時の長距離走はいいことなのか」
「運動すると血液の循環が良くなる」

といった「豆知識」に近い記事が並び、他のコーナーとは一線を画した「ソフト路線」だ。

   北朝鮮では、今回注目された「朝鮮体育」以外にも、複数の官庁や大学がウェブサイトを持っている。特に外務省は、声明をウェブサイトにのみ掲載し、朝鮮中央通信では流さないこともある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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