バーチャルYouTuber(VTuber)の「八重沢なとり」さんが2021年4月27日、最後の配信を行った。「アイドル部」のメンバーとして人気を博したVtuberの卒業に、ファンからは惜しむ声が寄せられている。「米粒さんを自分もずっとずっと大事にしてね」八重沢なとりさんはVtuberプロダクション「.LIVE」に所属するVTuberだ。「風紀委員長」キャラとして、2018年5月から「.LIVE」所属のVTuberらとともにユニット「アイドル部」の第1期生として活動していた。ゲーム実況を中心として、歌や雑談を交えた動画で活躍していた八重沢さん。SNSでは積極的にファンと交流するなど、ファン想いなVTuberとしても知られている。八重沢さんは、4月30日をもってアイドル部および「.LIVE」からも卒業する。27日に配信された動画では、「卒業までにクリアを目指す」としていた「FINALFANTASYVIII」をクリア。「【卒業】風紀の乱れは心の乱れ!【最後の配信】」と題された最後の動画では、ファンからの別れを惜しむメッセージを読みながら「寂しくないって言ったら嘘になるよ......」と寂しさを滲ませつつ、「やれることはやったって言います」と前を向いた。八重沢さんは最後の配信が投稿された後、公式ツイッターに感謝のメッセージを投稿した。「最後の配信を見届けてくれた皆様、本当にありがとうございました 皆様から頂きた支え切れないくらいのたくさんの愛を栄養に、私はここまで大きな稲穂に育つ事ができました!ここまで育ててくれて本当にありがとう。姿形はないけれど、いつもファンの皆の事の幸せを願っております...!」(原文ママ)最後のツイートは、八重沢さんのファンを表す「米粒さん」に宛てた温かいメッセージだった。「それから、最後に米粒さんへ これからも元気でいてね。ご飯しっかり食べてね。ちゃんと寝てね。ずっとずっと大好きだから、米粒さんを自分もずっとずっと大事にしてね。誰よりもずっと、米粒さんが大好きななとりより」ファンからは、卒業に際し約3年間の活動に感謝するコメントが多く寄せられている。ツイッターでは「八重沢なとり」「なとなと」などがトレンド入りするなど、注目度の高さがうかがえる。「本当にありがとうございました!どうかこれからもお元気で!」「ずっとずっと大好きです。絶対に一生忘れません。本当にお疲れ様でした。なとなとも元気でいてね!」「今まで本当にありがとう。あなたがいて、米粒さんたちは幸せでした。これまでの思い出は絶対に忘れません」また、別のアバターを用いてVTuberとしての活動を再開する通称「転生」を望むファンも少なくないようだ。「なとなとまじで転生してくれねえかなぁ・・・」「なとなと、お前転生せんのか...?」「八重沢なとりさんの実況がとても良かったので転生だと良いなとメタいことを思ったりした」
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