2021年 10月 20日 (水)

なんでカナ?「おじさん構文」の若者人気 話題ツイートから見た流行の歴史

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Togetter社が解説する「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」<出張版>

   J-CASTニュース読者のみなさま、はじめまして。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。

   このコラムでは、毎日朝から晩までTwitterに張り付いているTogetterの編集部スタッフがTwitterで話題になった最新の話題を厳選し、簡潔にまとめてお届けします。以後よろしくお願いいたします。

   記念すべき第1回のテーマは、いきなりですが「おじさん構文」です。テレビでもしばしば取り上げられ、そのたびにTwitterでトレンド入りする「おじさん構文」、どうしてこんなに話題性があるのでしょうか。その歴史を振り返りつつ分析します。

  • 「おじさん構文」のイメージ
    「おじさん構文」のイメージ
  • 「おじさん構文」のイメージ

そもそも「おじさん構文」って?

   ご存知の方も多いと思いますが「おじさん構文」はその名の通り「一部の中高年男性がLINEやメールで使いがちな文章」のことで、共通する独特の雰囲気を持っています。ネット上では2016年頃から「おじさん構文」「おじさんLINE」などと呼ばれはじめたようです。

   具体的な特徴として「文章中に絵文字や顔文字が多用される」「句読点がたくさん使われる」などが挙げられます。

おじさん構文はこんなイメージ(文章作成には「おじさん文章ジェネレーター」を使用)
おじさん構文はこんなイメージ(文章作成には「おじさん文章ジェネレーター」を使用)

<テレビで朝から「おじさん構文」が真面目に解説されている驚き...おじさん構文の使い手続々>

   下心が透けて見えるような発言が多かったり、聞いてもいないのに自分の近況を頻繁に挟んだりするのも大きな特徴。もともとは夜のお仕事をされている方などが「お客さんからこんなLINEをもらって困ってるんだけど........」とSNSでシェアしたものが拡散され、「構文」として広まっていったようです。

   その後、「おじさん構文」を取り巻く状況はだんだんと変化していきました。

嫌がられていたはずが一転、ブームに

   「おじさん構文」は特徴がありすぎるゆえ、ポイントを押さえれば誰でも簡単に使いこなせます。最初は煙たがられていたものの、マネのしやすさと構文がもつ独特のおかしみからたくさんの人が使うようになっていきます。

   2017年には「おじさん構文」の特徴をわかりやすく解説した「オジサンになりきろう講座」がバズり、「おじさん構文」の使い手が急増します。

<これであなたもオジサンになれる!『オジサンになりきろう講座』で作成した文章が面白すぎる「これ自分だわ」「アイドルにリプ送るオジサン」>

   なかでも、おじさんの対極にいるような女子高生のあいだで構文が大流行し、友人同士でおじさんになりきってLINEを送りあうことが一大ブームに。おじさんとおじさんがメッセージを送りあう様子はなかなかおもしろいものがあります。

<女子同士がオジサンになりきってオジサンとオジサンがキャッキャする謎の「オジサンLINEごっこ」が流行の兆し>

   さらに2018年には「おじさん構文」でコスメを紹介するアカウントも登場。この人はもう最強の構文使いと呼んでも過言ではないでしょう。

   このように「おじさん構文」は2017年ごろからネットユーザーや若者を中心に流行しており、もはやマイナスなイメージだけの構文ではなくなっていきました。

おじさんはどうして「おじさん構文」になってしまうのか

   なぜ中高年の男性が書くメッセージは相手への距離の近い印象を受ける「おじさん構文」になってしまいがちなのでしょうか。そこにはおじさんにしかわからない苦悩があるようです。

   年齢を重ね、会社でも上司という立場になっていることも多いおじさん。そんなおじさんが年下の人たちとコミュニケーションを取る時、敬語を使わないことで威圧感を与えないようにし、絵文字や顔文字でほのぼのさせようと努力する。するとどうしても「おじさん構文」に近づいてしまうそうなのです。

<30代男性「助けてくれ」若い人に気を遣ってあれこれ工夫した結果、どうしてもおじさんLINEになってしまう話「おじさんと若手の溝は深い」>

   また、句読点が少ないと目が滑ってしまうため、自分が読みやすいように句読点をたくさん打つので、区切りの多い文章になってしまうのだとか。

<オジサン構文の、オジサンに、句読点が、多いのは、こういう理由では、ないのか?「そう、なん、だ」>

   相手のため、自分のため。そんな想いや気遣いから「おじさん構文」は生まれたようです。

   このような経緯で「おじさん構文」は誰もがマネしたくなるようなおもしろ構文として定着。多くの人に受け入れられるようになった結果、何度もバズを繰り返しているのだと思います。

   みなさんも、日々のメッセージのやり取りになにか刺激が欲しい......と思った時は「おじさん構文」を取り入れてみてはどうでしょうか。相手からの、反応は、保証、できませんが......。

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