2024年 4月 26日 (金)

井上尚弥の対戦候補、40歳王者リゴンドーの強さとは? 初対戦で「やりづらい」理由、専門家が指摘

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金平会長のカシメロ戦予想は「リゴンドーの終盤KO」

   近年、世界的にプロボクサーの高年齢化の傾向がみられるが、リゴンドーは今年9月に41歳となり、スピードがものいう軽量級においては驚異的な年齢となる。金平会長は、リゴンドーが40歳になっても世界王者として活躍出来る要因に関して次のように語った。

「まず、アマチュアとプロの試合を通じてあまりパンチを打たれていないこと。これは世界最高峰の防御テクニックがあってこそのものです。強いパンチをあまりもらっていないので体力的な消耗が少ない。そして無理な減量をしていないことです。無理な減量を繰り返すと著しく体力が消耗します。リゴンドーは階級を1つ下げてバンタム級に来ましたが、減量はほとんどないと思います」(金平会長)

   一貫してリゴンドーの実力を評価し続けてきた金平会長に、8月のカシメロとの世界戦の行方を占ってもらった。

「私の予想では、勝者はリゴンドーです。カシメロはパンチ力はありますが一方でボクシングスタイルが荒々しく、穴も多い。判定にもつれる可能性はあると思いますが、私はリゴンドーの終盤KOを予想します。10ラウンドあたりにリゴンドーがカシメロを倒すと思います」(金平会長)
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