2022年 9月 28日 (水)

小山田圭吾の「身内」立て続けに「挑発」→削除・謝罪 「炎上必至」の内容なぜ投稿?識者が分析

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著名人の間で広がる「ネット上の行き過ぎた正義感はどうなの?」という感覚

   まず、井上氏は「小山田さんの周辺で相次いだ」という点については「近しい人を助けたいとの思いが働いたのだろう」と指摘しつつ、著名人たちの間で近年広がっている「ネット上の行き過ぎた正義感はどうなのか」という感覚について指摘した。

「ここ1、2年、著名人の間には『ネット上の行き過ぎた正義感はどうなの?』といった感覚が見られる傾向にあります。また、ネット上の匿名の人々からも、『そうだよね!』という声が以前よりも上がるようになっています」

   最近で言うと、7月8日に「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の後藤正文さんが、「聖人君子しかモノ言えぬ空気ってのにも、抗いたいよね」とツイートしたことが話題になった。これは、2年連続で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が中止になった際の「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さんのツイートが炎上してしまったことに対してのものだった。

   これらを指摘した上で、井上氏は以下のように田辺さんやゴンドウさんの思考回路を推測した。

「後藤さんの件は田辺さんらの件とは必ずしも重なり合う点ばかりではないかもしれませんが、この『ネット上の行き過ぎた正義感はどうなの?』という感覚を田辺さんらも持っていたとしたら、『一般的に考えれば叩かれるに決まっている投稿を行った』という点が、実にスッキリと理解できます」
「要は、田辺さんらは小山田さんが『音楽における実績』という面では申し分ない存在であると考え、小山田さんが引きずりおろされたことについて、『ネット上の行き過ぎた正義感はどうなの?』という考えを抱き、そこから『ネット上においてある程度の支持が得られる』と判断し、ツイートに踏み切ったということです。ただし、そのツイートは『はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!』などと実に挑発的なものであり、やはり炎上してしまったのです」

   これらを指摘した上、最後に井上氏はこうも解説した。

「今回、田辺さんらは当該ツイートのあと、比較的短時間でこれを消去し謝罪。田辺さんの場合はアカウントも削除してしまいましたが、どれも非常に悪手でした。そうではなく、仮に、『ネット上の行き過ぎた正義感はどうなの?』という思いがあったのなら、当該ツイートを消さずに『言い方がまずかった』として、挑発的ではない表現で、信念はそのままで再度ツイートすべきだったのです。こうすれば、ネット上でそれ相応の数の同調者が現れたでしょうし、巻き返すことが出来た可能性すらあったと思います。言い直しをせず、ツイートをすぐに消してしまうというのは、『自らに信念がなかった』と言うようなものであり、炎上した際の対応としては非常に良くないのです」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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