2024年 4月 27日 (土)

「それはね、民主党がパクったんです」 岸田文雄氏が「新自由主義からの転換」を掲げる理由【インタビュー】

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SNSの発信は政策が「基本、王道」

―― 外交について短くうかがいます。自衛隊のアフガニスタンでのオペレーションについて、どう評価しますか。自衛隊機で退避できたのは日本人1人にとどまり、今後の退避は民間機などの活用を模索する段階に入っています。

岸田: これは終わったわけではありませんから、何とかして守らなきゃいけない、救出しなきゃいけない。やはりタリバンの協力を得なければならないでしょうが、何らかの手段を考えなければならない、粘り強く交渉しなければならない、こういった課題です。

―― タリバンとの向き合い方は難しいところです。中国とタリバンは良好な関係をアピールしていますが、日本としては国家承認についてどう考えますか。

岸田: これは命がかかっていますから、承認する云々の話の前に何とか話をつけて、(アフガン国外に)出してもらわなければなりません。国家承認するかどうかは他の国との関係もありますから慎重に考えるにしても、まずは命を守るために話をしなければならないと思います。

―― まずは何らの対話のルートを作らないといけない、ということですね。

岸田: そうですね、やはりそうしないと...。見殺しにするわけにはいかないと思います。

―― 今回の総裁選は「フルスペック」なので、一般の党員にもアピールしていく必要があります。SNSを含め、広くアピールするために、どのように工夫をしていますか。去年の総裁選では、自宅で妻の裕子さんによる手料理を食べている写真がツイッターで「炎上」しました。何か気をつけていることはありますか。

岸田: 今回は政策を発信する時間的な余裕がありますから、政策中心に発信をしています。まずこれが基本、王道だと思いますので、ぜひそこは力を入れていきたいと思います。プライベートの話は、これも関心がある方もおられますので、少しずつ発信しますが、何と言っても政策だと思っています。
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