2022年 12月 10日 (土)

豪雨被害にコロナが追い打ち JR九州、過疎ローカル線存亡の危機?赤字47%拡大の区間も

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博多駅の利用者も「3割減」

   19年度は1000万円の黒字を出していた宮崎空港線(田吉~宮崎空港)が4700万円の赤字に転落。全19線区が赤字になった。公表された線区の赤字額の合計は66億5500万円で、19年度の52億7000万円から26.3%悪化した。

   最も赤字が多かったのは日豊本線の佐伯~延岡間で、7億8700万円。7億4600万円から5.5%増えた。最も悪化幅が大きかったのは指宿枕崎線の指宿~枕崎間。19年度の3億5400万円より47.5%多い5億2200万円の赤字を出している。

   JR九州では利用が少ない路線のうち、7区間の沿線自治体と、利用促進に向けた検討会を立ち上げている。今後、地元負担の増加を含めた存続のあり方について議論が起こる可能性もありそうだ。

   路線の利用者数が減少した分、駅の利用者も減っている。九州で最も利用者数が多い博多駅(福岡市)の1日あたりの平均乗車人員は19年度の12万6627人が20年度は8万7674人と、30.8%減少。2位の小倉駅(北九州市)、3位の鹿児島中央駅(鹿児島市)といった拠点駅も、3割程度減少している。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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