2024年 4月 25日 (木)

清原和博「18歳の気持ちを踏みにじられた」 36年経ても消えない、ドラフト制度への強い恨み

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「グチャグチャっとされた日だった」

   清原さんは動画の中で、巨人・阪神とのちに興味を持った中日の3球団以外には、断りを入れていたと明かす。

「でもやっぱりその、ドラフトは6球団指名されました。それでその年がタイガース優勝した年で、1985年。タイガースが一番最後に(くじを)引いたんです。その日本シリーズは、タイガースとライオンズがやってるわけです」

   くじ引きの結果はすぐにわからなかったとして、「えっ、誰?誰?どこ?みたいな。阪神じゃないってわかったんですけど、その前に巨人から指名されてないってわかって落ち込んでいるじゃないですか」。

   西武がくじを引き当てたことにはなかなか気付かなかったとして、「西武、どこにあるんや!っていうね」と冗談交じりに振り返った。

   さらに、スタッフから「今でもドラフトのことは鮮明に記憶に残っていらっしゃいますね」と話を振られると、

「僕らの時は11月20日なんですよ。11月20日だけは、これから調子が悪くなるんですよ」

と神妙な表情で語った。スタッフからの「トラウマじゃないですか」との言葉にも「そうです」と頷いた。

「親の誕生日を忘れても、この日だけは忘れない。たぶん今年ドラフト受ける人たちも、10月11日という日は一生忘れられない日になると思いますよ。いい日になる人もいれば、悪い日になる人もいると思うし。これから先の自分の努力次第で、いい日にできるようにね、していけばいいと思います」

「僕のドラフトは18歳の気持ちを、踏みにじられた......、ねじり取られて踏みつけられたみたいな感じだったんで。グチャグチャっとされた日だった」
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