2024年 4月 20日 (土)

中田翔の暴力問題、日ハム対応にOB疑問 「本人が出てきて謝罪するのが一番だった」

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   プロ野球日ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(50)が2021年12月26日放送のラジオ番組「ガンちゃんの『世界一面白いプロ野球の番組』」(HBCラジオ)に出演し、今季日ハムから巨人に移籍した中田翔内野手(32)の暴力行為など一連の問題を振り返った。

  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

日ハム在籍時に「暴力行為」謝罪なし

   中田は21年8月4日に行われたエキシビションマッチ、日ハム対DeNA戦前に同僚選手に対して暴力行為を行い、球団から無期限の出場停止処分を受けた。

   11日に野球協約第60条(1)項を適用し、コミッショナーより「出場停止選手」として公示されたが、20日に巨人への無償トレードが発表され、同日をもって処分が解除された。

   日ハム在籍中に中田から暴力行為に対する謝罪や説明はなく、巨人の入団会見で初めて暴力行為に関する謝罪をした。一方の日ハムは8月31日に公式サイトで川村浩二・球団社長の名前で謝罪の文章を公開したが、後手に回った対応がファンの不興を買った。

   岩本氏は中田の暴力行為に端を発した一連の問題について「あの一件についてはいろんな話が出たけども僕が言ったのは、ファンの人ありきの人気商売をやってるので球団からの説明なのか、一番は本人が出てきて『こんなことしました。ファンの方の期待を裏切ってすみませんでした』って言うのが一番だった」と改めて見解を示した。

「信用回復に向けてバットを振り続けるしかない」

   さらに「よくよく考えると監督も擁護する必要がないし、チーム内で暴力があったからクビだと言ってもおかしくないし、球団社長もあいつチームに迷惑かけたからクビだと言ってもおかしくない。GMにも矢が向いてしまったけど、その人たちは球団の責任を取る人たちではあるが、一番は本人がどうやってファンの方に納得いただくかだった」と振り返った。

   中田は巨人入団2日後のDeNA戦で移籍第1号を放つも、その後は低迷が続き2軍落ちを経験。今季は34試合に出場し打率.154、3本塁打、7打点に終わった。スポーツ各紙の報道によると、12月7日の契約更改交渉では今季年俸3億4000万円から減額制限を超える1億9000万円減の1億5000万円(金額はいずれも推定)でサインした。

   岩本氏は「今冷静に振り返ると中田本人が今の現状を受け入れてファンの人たちの信用回復に向けてバットを振り続けるしかない」と指摘し、岩本流のエールを送った。

   「頑張るしかないよ中田は。俺は個人的にやんちゃ坊主が好きだから応援するよ。そこでへそを曲げたり言い訳じみた発言や行動があったら俺は叩くよ。『おまえ、せやからそうなったんや』と言われないようにしてほしい。俺はめちゃくちゃ応援するよ」と締めくくった。

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