男子フィギュアスケートの羽生結弦選手(27)のニュースが世間を騒がせている。2022年7月18日15時、各スポーツ紙は一斉に羽生選手が19日に会見を開くと報道。翌19日未明には、羽生選手が現役引退しプロ転向への決意を表明する意向だ、とも報じられた。そんな中、ツイッターでは「実はタイムリーな事に、一昨日から連続で羽生選手を名乗るスパムメールが来てる」「このところ毎日羽生と名乗る人からスパムメール来るのが笑える」といった報告が複数のユーザーから寄せられ、注目を集めている。「こんなんで騙される人が居るんだろうか」J-CASTニュース編集部の記者にも同様のメールが複数届いていた。最初に届いたのは18日の未明で、差出人名は「H・結弦」。その内容は、「中居さんご無沙汰しています。羽生です。ソチオリンピックの頃からお世話になっているので、今後について中居さんに相談したい事があってメールさせてもらいました」というメッセージに始まり、1時間後に再びメールを送ることを予告する内容だった。そして、2通目はきっかり1時間後に送られており、「2通目です。実は携帯機種編したんですが、移行に失敗して全部の連絡先が消えちゃったんですよね(汗)それで中居さんのアドレスをうっすら覚えてたから、一か八か手打ちでメールさせてもらいました。中居さんで合ってますよね?」と、前出のツイートの指摘の通りメールアドレスが消滅したことを明かしつつ、メールが「中居さん」に届いていることを期待しつつ確認するものだった。その後はこれらのメールに対して返事がないことをいぶかる内容のメールが複数回、18日から19日にかけて記者の元に送られてきた。同様のメールを受信したとの報告は19日正午を過ぎても上がっている。そのほかツイッターでは、「こんなんで騙される人が居るんだろうか...」「明日会見やるからなのね??許せない」と不快感をあらわにする声や、「昨日からのメール。中居君の入院から今夜の決意表明でタイミングすごいなって感心したけど、文章がなぁ...」と、羽生選手の引退報道と時期が重なったことに驚いたとする声も上がっている。羽生選手の名前を悪用した迷惑メールは1か月近く前から横行しているようで、6月22日には、シンガーソングライターのスガシカオさんも同様のメールを受信したことをツイッターで報告していた。(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
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