2024年 5月 3日 (金)

立憲&CLP問題、制作側の呆れた認識 聞き取り調査に「メディアではなく活動」「ステマ知らなかった」

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ネットメディアなら何でもあり?

   3⽒は、⽴憲からの資金提供による番組内容への影響は否定している。福⼭⽒も、内容や出演者の⼈選に働きかけをした事実はないと明言している。出演者42人が回答したアンケートでは、「CLPに、⽴憲⺠主党に配慮するよう求められたことがあるか」との問いに「はい」と答えた人はいなかった。

   「CLPが⽴憲⺠主党に配慮したコンテンツを作っていた印象をもったことがあるか」には、「はい」が1人、「その他」が8人だった。後者は「⽴⺠への配慮というよりはリベラル⾊が濃厚で、少なくとも『中道』を指向するものではないとは感じていた」「⽴憲デモクラシーそのものへの選好と理解していた」などと回答があった。

   佐治氏は問題が発覚した1月、制作実態を明かしていなかった理由に、テレビや新聞などのマスメディアと違い、ネットメディアであれば「それほど厳密な放送倫理の規定が適用されるわけではなく、政党や企業や団体からの資金の提供についてマスメディアであれば抵触するであろう各種法令は適応外であろうという認識でいました」と自省していた。

   ステマとの批判には「恥ずかしながら『ステマ』ということも知らなかった。そういう意味ではネットメディアで問題になっていることにも疎く、稚拙だった。知識もなく、ネットメディアとは何か考える時間もないままに⾛ってきたことが原因だと思う」と調査に答えている。

   今後は、クラウドファンディング支援者には希望すれば全額返金し、活動継続については支援者と意見交換会を開き判断するという。立憲から資金提供を受けていた期間の動画は非公開になっているが、出演者から確認が取れたものは順次再公開する。

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