2024年 4月 29日 (月)

「これ僕の家です」マイホーム写真を無断で広告使用、被害者が怒りの告発 掲載会社は不手際認める

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広告主の見解

   「タウンライフ家づくり」を運営するタウンライフ(東京都新宿区)に12日、取材を申し込むと、不手際があったと認めた。

   広告はアフィリエイトと呼ばれる仕組みで出稿したという。アフィリエイターと呼ばれる個人や企業が広告主の商品を記事などで宣伝し、指定サイトへの送客数や利用数に応じて制作者は報酬を得る。

   写真は、上場企業「ピクスタ」の子会社が運営する写真販売サイト「スナップマート」でアフィリエイターが購入した。しかし、著作権侵害の疑いが強く、タウンライフ社は同サイトに販売の経緯を問い合わせているとする。

   実際の販売ページを確認すると、全く同じ写真が330円で出品されていた。撮影時期は22年5月と明記してある。出品者のページではそのほか、被害者が21年12月にツイッターに投稿したマイホームの別の写真も売っていた。写真は12日夕までに販売ページからすべて削除された。

   タウンライフでは、アフィリエイターに第三者の著作物を無断で使わないよう指示しており、問題がないか定期的に確認しているという。しかし、「チェック後に数値などを変える人も中にはいらっしゃるので、後追いになっている部分はある」と万全ではないようだ。

   一方、スナップマートはアフィリエイト広告への素材使用について、「被写体が特定の営業、商品もしくはサービスを利用等しているような印象を与える使用」を禁止している。タウンライフは「ちゃんとした写真を載せてくださいとアフィリエイターにアナウンスはしているのですが、今回はこういう結果になってしまった」と話す。

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