2024年 5月 2日 (木)

「相棒」新作脚本にガッカリ?視聴者モヤモヤ 14年ぶり復帰の亀山には「キャラ変」指摘も

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   人気ドラマシリーズ「相棒」(テレビ朝日系)の最新作「相棒 21」の第1回が2022年10月12日に放送された。

   「相棒 21」では、俳優の寺脇康文さん(60)が演じる初代相棒の亀山薫が、約14年ぶりに「5代目相棒」として復帰。このためツイッターには「10年ファンやってて良かった...」といった声が続々と上がったが、あわせて、脚本に対する不満も漏れ出ている。

  • 寺脇康文さん(写真:Motoo Naka/アフロ)
    寺脇康文さん(写真:Motoo Naka/アフロ)
  • 寺脇康文さん(写真:Motoo Naka/アフロ)

「とても楽しみにしてたんだけど ええー...」

   第1回では、架空の国家「サルウィン」で政治腐敗を打倒したアイシャ(サヘル・ローズさん=36)という活動家を招いた日本国内のパーティーで、主人公・杉下右京(水谷豊さん=70)が、長年にわたってサルウィンに滞在していた亀山と再会し、物語が展開していったが、ストーリーが進むにつれ、視聴者からのツッコミが徐々に増していった。

   再会シーンが終わったあと、亀山の携帯電話には、サルウィンから日本に向かう飛行機を爆破するとの脅迫メールが届く。メールにはアイシャを殺せば爆破は中止するとのメッセージが書かれており、亀山は自身の妻・美和子(鈴木砂羽さん=50)も搭乗している飛行機の150人の命とアイシャの命の板挟みになりつつ、パーティー会場で自身の行動を監視しているであろう犯人を探し始める。

   そして、番組終盤では、爆破の脅迫がなされていることを察したアイシャが自害し、それとの関係は不明なまま、飛行機は無事に到着して第1回が終了。緊迫感を保ったまま初回の放送は終了したが、ツイッターには、「とても楽しみにしてたんだけど ええー...初回この脚本てどうなの...」などと、脚本の内容に不満を呈する声も出た。

「いやふつうにこんな状況でアイシャ放置せんやろ」

   やり玉にあがったのが、番組後半で亀山が命の重さで逡巡するシーン。

   脅迫が狂言である可能性が高いとして脅迫を無視すべきとの右京に対し、亀山は、「1対150! アイシャがどれだけすばらしい人間だとしても、1つの命です。150の命と引き換えにしていいとは思いません」などと、犠牲者の数を比べるようなセリフなどを口にした。この場面について、ツイッターでは、

「亀山なら1人と150人両方助けますって言うはずなんだけどなぁ...」
「亀山さんのキャラ変わっちゃったよ...いいの??いいの???それともサルウィンで色々あって考え方変わったの?」

といった声が相次いだ。

   また、番組後半からは命を狙われているはずのアイシャが、他の登場人物とは別室にいることになるという「迂闊さ」もあった。そのため、「いやふつうにこんな状況でアイシャ放置せんやろ」とのツッコミも上がるなどしている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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