2024年 4月 29日 (月)

本田翼が「優しさの搾取」で潰れていく...ドラマ「君花」が描いた残酷さ 脚本家がSNSで明かした真意

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「優しさ搾取をされてしまう人達が報われる世界になってほしい」

   当時のあす花の様子について、姉の優里(木南晴夏さん)は「頼りにされてるといえば聞こえはいいけど、要はいいように使われてたんだよね」と振り返り、池谷は「頑張りや優しさを全部まわりに使い込まれちゃったんです」と話すのだった。

   このエピソードを担当した脚本家の吉田恵里香さんは、放送後のツイッターで、「あす花のEPは、教師の友人達から取材した話を基にしています」と明かした上で、「実際聞いた体験談の中には、ドラマでは描けない苦しいものもありました。教師という仕事の大変さ、日々身を粉にして働いている先生方のお陰で学校は成り立っているのだなと痛感しました。教員に限らず、優しさ搾取をされてしまう人達が報われる世界になってほしいと思います」と説明。「物語を通じて 頑張りや優しさを使い込まれてしまう人の背中を、少しでも押せたらいいなと思っています」とメッセージを発信している。

   今回のエピソードには、視聴者からもツイッターに、「あす花のがんばり過ぎるところ、真面目と素直の搾取がほんと辛いよ」「なんか一生懸命頑張ってる人が潰れていく、、リアルだしまじ腹立つ」「先生に限らず、仕事で鬱になるのってこういうプロセスなんだろうなぁ」などと、あす花に寄り添う声が多くあがっている。

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