ライブ配信プラットフォームの「LINELIVE」と「LINELIVE-VIEWING」が2023年3月31日にサービス終了する。運営会社のLINE(東京都新宿区)が1月13日、発表した。「経営資源の集中を行うべく」終了へLINELIVEは、タレントやアーティストなど著名人による配信が楽しめるサービスとして2015年に始まり、16年には一般ユーザーによる配信も可能になった。視聴者がコメント機能や有料アイテムで配信者と交流できるといった、リアルタイム性を活かした取り組みも支持されてきた。20年には関連サービスとして、有料オンラインライブ「LINELIVE-VIEWING」を開始。音楽ライブだけでなく、トークライブや握手会にも対応できるという。同社はサービス終了の発表で、経緯を下記のように説明している。「『LINELIVE』および『LINELIVE-VIEWING』は、昨今のインターネット市場の変化に伴い、経営資源の集中を行うべく、2023年3月31日(金)をもちましてサービス提供を終了させていただくこととなりました」「LINELIVE内でご提供していたメッセージ機能と、公式アカウントによるライブ配信のLINEアプリおよびLINELIVEアプリでの視聴についても終了させていただきます」とも伝えている。LINELIVEアプリは2月28日で新規ダウンロードを停止し、3月1日をもってサービス内通貨の販売を停止する。終了時に有料通貨が残っていた場合は払い戻すという。利用者には感謝を伝えるとともに、同社が提供している動画プラットフォーム「LINEVOOM」の利用も呼びかけた。発表を受けてツイッターでは、「うそでしょ??驚きしかない...」「え......!?困るんだけど......!?」「えっ...LINELIVEで推しに沼ったからなくなるの寂しい」「お楽しみの1つがなくなっちゃうの?嫌だよ~」などと惜しむ声が広がっている。
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