2024年 4月 16日 (火)

東大入試で忘れ物も...ライバルから思わぬ助け船 Twitter体験談に反響→その後の展開に感動広がる

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   毎年1月から2月にかけては受験シーズンまっただ中。Twitterには受験生をはじめ、その親や関係者のツイートがたくさん投稿されています。

   ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が解説する「3分くらいでわかる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」、今回は「大学受験」に関するツイートをご紹介します。

  • 受験にまつわる様々なツイートが話題に(画像はイメージ)
    受験にまつわる様々なツイートが話題に(画像はイメージ)
  • 受験にまつわる様々なツイートが話題に(画像はイメージ)

「共通テスト」英語リスニングや数学の問題にツッコミ

   毎年1月に実施される大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の試験日前後は、受験生による試験の感想ツイートが多数投稿されます。

   必ずと言っていいほど毎年話題になっているのは英語のリスニング問題です。2023年1月に実施された試験問題では、"avatar"として描かれた人物の挿絵が「ゆりやんレトリィバァさんに似ている」「リスニングにMii(任天堂の似顔絵キャラクター)が出てきた」といったツイートで盛り上がりました。

例年ネタを投下してくるリスニング問題、2023年は謎のキャラクター「あの芸人に似てる」の声も - Togetter

   また、2022年の共通テストでは「数学1A」が難化したと言われ、Twitterでは受験生からの悲痛な叫びが。

   その憂さ晴らしをするかのように、「グラフ表示ソフトとかいう謎のソフトで遊ぶ花子と太郎」「散布図の点が小さすぎる」など、問題や回答とは直接関係のないポイントにツッコミを入れる声が寄せられました。

大学入学共通テスト数学1Aが難化、受験生のみなさんの悲痛な叫び...「隣の人問題破ってて草」「プレゼント交換会を2人でやる世界線ねえだろ」 - Togetter

   受験生ならTwitterの投稿は控えたほうが...という気もしなくはないですが、試験日にツイートしてしまう心境も痛いほどわかります。全国で50万人以上が受験する「共通の話題」を共有せずにはいられないのでしょう。

入試トラブルが思いがけず感動的な思い出に

   受験シーズン中は一生を左右するほどの「入試のトラブル」や「入学手続き」などに関する投稿も少なくありません。

   まずは試験日のトラブルから。

   東大農学部に通うあるユーザーは東大入試の際、持ち込み禁止となっている置き時計を持ってきてしまったのですが、それを見ていた見ず知らずの受験生が腕時計を貸してくれたそう。この時のことについて「僕に腕時計を貸してくれた彼は元気だろうか」と投稿しました。

   投稿から約4か月後、腕時計を見せるポーズをとりながら男性2人が肩を並べる写真を投稿。腕時計を貸してくれた受験生も東大生となっていたのです。ツイートに対し「最高じゃん!」「やさしい世界」など、感動の声が集まりました。

去年の東大入試の際、手違いで腕時計を貸してもらった話→二年越しの再会に成功、二人とも合格していた - Togetter

   いっぽう、取り返しのつかない手続きミスについて注意喚起したツイートも話題になりました。ある大学教授による「出願、入学手続、どうか確実にご確認を」という呼びかけです。

受験申し込み不成立、入学権取り消し...入試担当者は涙目の親子に頭を下げるしかなく、その対応で心に深い傷を負う事例が本当にあるという「読んでるだけで胃が痛い」 - Togetter

   投稿によると、毎年のように「手続きの不備で受験申し込みが不成立」「合格後に入学手続きの振り込みを忘れて入学の権利が取り消し」といったことが起きているそう。大事な受験の出願や入学手続きをするにあたって初歩的なミスに思えますがツイートはこう続いています。

「本当にあるんです...入試当日や入学式当日に、今から何とかなりませんかと涙目の親子さんに、申し訳ありませんと頭を下げるしかできない案件が...」

   この投稿に対し「まさかと思ってたことをやるんです」「そういえば私も...」など、意外にも似たような経験談が集まっており、決して他人事ではないことがわかります。

   特別な時だからこそ、まさかのミスを起こしてしまうのかもしれません。受験生や親は、入試要項などをしつこく確認しておいたほうが良さそうです。

親の応援がプレッシャーに?受験生の複雑な思い

   大学受験を控えた我が子に応援の気持ちを伝えたくなるのも親心でしょう。しかし子どもにとってはそれがプレッシャーになることもあるようです。親の立場からると非常に考えさせられるエピソードが受験生によって投稿されました。

   当時浪人中だったTwitterユーザーが、国公立大学の2次試験(個別学力検査)の当日に持っていったおにぎりには母からのメッセージがついていました。しかし彼は「ごめん、母さん。この優しさが、今の僕には痛いよ」と投稿。

   試験の手応えがよくなかったこともあって、「痛い」との思いをツイートしたそうです。

受験生に持たせた母のメッセージに「今の僕には痛いよ」いろんな捉え方があるけど、試験中・試験後のツイートに真意が見えてくる - Togetter

   このツイートに対し「わかるなーこの追い込まれてる感」「これはプレッシャー」という声のほか、「あの時の息子もそう思ったんだろうなぁ、と反省」というお母さん側の声も。

   幸いなことに、試験の結果は合格。多くのTwitterユーザーから祝福の声が送られました。

   このように、受験シーズンに投稿される受験生や関係者によるツイートは、学生たちにとって体験を共有する機会に、家族にとっては子どもの心境を理解したり、入学手続きなどについて意識を深めたりするきっかけにもなっているようです。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

記事で紹介したまとめ

例年ネタを投下してくるリスニング問題、2023年は謎のキャラクター「あの芸人に似てる」の声も - Togetter

大学入学共通テスト数学1Aが難化、受験生のみなさんの悲痛な叫び...「隣の人問題破ってて草」「プレゼント交換会を2人でやる世界線ねえだろ」 - Togetter

去年の東大入試の際、手違いで腕時計を貸してもらった話→二年越しの再会に成功、二人とも合格していた - Togetter

受験申し込み不成立、入学権取り消し...入試担当者は涙目の親子に頭を下げるしかなく、その対応で心に深い傷を負う事例が本当にあるという「読んでるだけで胃が痛い」 - Togetter

受験生に持たせた母のメッセージに「今の僕には痛いよ」いろんな捉え方があるけど、試験中・試験後のツイートに真意が見えてくる - Togetter

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