2024年 4月 24日 (水)

「速い速い」「死にそう笑」時速183kmで一般道暴走...笑い声も 動画物議、県警が認知・捜査中

120~130キロほどのスピード超過、過去には逮捕ケースも

   動画は元々、自動車整備士だという20代男性がインスタグラムに24時間で消えるストーリーの機能を使って投稿したと指摘されている。この騒ぎで、インスタのアカウントは非公開になった後、削除されている。運転者の男性だとされたアカウントも、削除された模様だ。

   投稿された動画の内容が事実なら、運転者男性は、川崎市高津区内の梶ヶ谷交差点を右折して国道246号線に入り、長津田方向に走って、宮前区内の馬絹陸橋上で183キロのスピードを出したとみられる。その先に右カーブがあるため、グーグルのストリートビューを見ると、「速度おとせ」の道路標示が出ていた。

   神奈川県警の交通指導課は3月7日、J-CASTニュースの取材に対し、ツイッターで動画が取り上げられていることを認知し、動画の内容について捜査していると明らかにした。

   馬絹陸橋付近は、制限速度が50~60キロだという。120~130キロほどのスピード超過になる計算だ。道路交通法によると、50キロ以上の超過では、免停以上の行政処分になり、超過の程度が大きければ、重い刑事処分が科せられる可能性があるようだ。

   過去には、逮捕されたケースがいくつか報じられている。毎日新聞の2015年6月18日付朝刊記事によると、当時20代の男性が制限速度60キロの国道を時速172キロで走って、友人に自慢しようとユーチューブに動画投稿し、群馬県警に道交法違反(速度超過)の疑いで逮捕されている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中