2024年 4月 26日 (金)

「整形沼」にハマる若者、背景に加工信仰? 美容外科医が明かす「異常性」

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美容整形は「過渡期」にきている

   美容整形は過渡期に来ている、とも高須氏は話す。

   美容外科医、クリニックが増加し、業界内の競争も激化。希望者はさらに増えていくと予想する。一方で、大手チェーン系クリニックであっても二重整形については「ぼったくり」が見受けられるとし、広告で低価格をうたって客を集め、高額なプランを提示するケースがあると警告した。

   整形をめぐっては、親が未成年の子供を整形させて問題視される例がある。高須氏は、親が嫌がる子供を連れてくることは稀にあり、その場合は手術を断るとした。判断は医者の良心による。

   子供の整形の多くは、本人の強い意思に基づくという。二重まぶたを作るアイテープやアイプチで皮膚がかぶれていて、「手術して二重にする方が遥かにマシ」という状況も。小学校高学年であれば、二重手術によって成長段階で支障をきたすこともないと補足する。鼻や輪郭などの手術はその限りでない。

   整形の普及が進む社会に対しては、「ルッキズムが過度に進むのも危険ですよね。人間の価値って外見だけで決まるわけじゃないので、ちゃんと中身を磨くことも頑張ってほしいと思います」と伝えた。

   この記事はJ-CASTニュースとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。

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