2024年 5月 2日 (木)

佐々木朗希の「詫びお菓子」チェコ国営メディアも大絶賛 「人間の顔をしたスーパースター」

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   WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表の佐々木朗希投手(21、千葉ロッテ)が、2023年3月11日の試合で死球を与えたチェコの選手に対し、後日お菓子などをプレゼントして謝罪した行動に、チェコ国内で称賛が相次いでいる。

   チェコの国営メディアは佐々木投手を「人間の顔をしたスーパースター」と表現。同国の五輪代表ツイッターも「リスペクト」とその対応を絶賛した。

  • 佐々木朗希投手(写真:CTK Photo/アフロ)
    佐々木朗希投手(写真:CTK Photo/アフロ)
  • 佐々木朗希投手(写真:CTK Photo/アフロ)

「若き大黒柱は人間味を失わず、グラウンド外でもその特別感を発揮」

   佐々木投手は11日のチェコ戦で、ウィリー・エスカラ選手(24)の右膝に死球を与えた。162kmの直球が直撃し、痛みのあまりのたうち回るエスカラ選手だったが、なんとか立ち上がり一塁へ向かうと、球場からは拍手が沸きあがった。死球を当てた佐々木投手はすぐに帽子を取って謝罪。降板時にもエスカラ選手に頭を下げるなど、申し訳なさそうにしていた。

   試合から2日後の13日、佐々木投手は死球を当てたエスカラ選手のもとに直接出向き、改めて謝罪。自身のサインボールとロッテのお菓子をプレゼントした。千葉ロッテの公式ツイッターによると、佐々木投手は今回の死球を「ずっと気にしていた」とし、エスカラ選手は「もう大丈夫だよ!」と言って、笑顔で自ら死球があたった膝を見せたという。

   佐々木投手の行動は日本で大きな反響を呼んだ。そして、対戦したチェコ国内でも佐々木投手の対応を称える声が相次いでいる。

   チェコの国営メディア「チェコ・テレビ」は13日、公式サイト上で今回の佐々木投手の「お詫び対応」を報道。佐々木投手が21歳にして「野球界のスターの一人」だとしつつ、「日本代表の若き大黒柱は人間味を失わず、グラウンド外でもその特別感を発揮することができる」と今回の行動を伝え、佐々木投手の人格を「人間の顔をしたスーパースター」と評した。

   また、チェコの五輪代表公式アカウントは14日、今回の出来事を紹介したチェコ野球協会公式ツイッターの投稿を引用し、「100点」の絵文字とともに「リスペクト」とつぶやいた。

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