サッカー女子ワールドカップ(W杯)表彰式におけるスペインサッカー連盟ルイス・ルビアレス会長(45)の行為が物議を醸している。複数の海外メディアが2023年8月21日(日本時間)に報じた。W杯決勝は8月20日、オーストラリアで行われスペインがイングランドを1-0で破り優勝を果たした。サッカーファンの間で物議を醸しているのは、表彰式でルビアレス会長が取った行動だ。ルビアレス会長「2人がちょっとした愛情表現をしただけ」表彰式では選手それぞれに優勝メダルが授与され、ルビアレス会長は各選手を労いつつFWジェニファー・エルモソ(33)に対してキスで祝福した。両手でエルモソの頭を抱え自らの唇に引き寄せキスをした。英メディア「TheIndependent」(WEB版)によると、キスの画像がインターネットで拡散されると、サッカーファンから「不適切な行為」との批判の声が上がったという。同メディアは、表彰式直後のエルモソの反応を紹介。地元スペイン放送局「La1」の取材に対してエルモソはルビアレス会長にキスをされたことについて「楽しくなかった」と語ったという。一方のルビアレス会長は「ラジオ・マルカ」の取材に「2人がちょっとした愛情表現をしただけ」と説明したという。スペインのスポーツメディア「MARCA」(WEB版)は、ルビアレス会長の行為が大きな話題となっているとし、「キスをした瞬間は世界中で見守る人々を驚かせ、多くの人々がソーシャルメディアに『何が起こったのか?』とのコメントを投稿した」と解説した。地元スポーツメディア「Sportes」(WEB版)は、「W表彰式でのルビアレスのエルモソへの物議を醸すキス」とのタイトルで記事を公開。キスの画像を添付した記事では「表彰式でルビアレスはエルモソの顔を掴み、彼女の口に予期せぬキスをした」と指摘した。
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