大谷翔平の右肘靭帯損傷「2か月前の前兆」 ダルビッシュ有が感じた異変「何かあったんだろうと」

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   右肘靭帯の損傷が判明した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手をめぐり、パドレスのダルビッシュ有投手が2023年8月25日未明、予兆を感じていた旨を音声配信プラットフォーム「stand.fm」で明かした。

   ダルビッシュ選手の話を受けて、X(ツイッター)では「一流は気付くんだな」「参考なる」といった声が出ている。

  • ダルビッシュ有選手(写真:アフロ)
    ダルビッシュ有選手(写真:アフロ)
  • ダルビッシュ有選手(写真:アフロ)

「肘なんじゃないかなと僕はずっと思ってた」

   エンゼルスは24日、大谷選手に右肘靭帯の損傷があり今季残りの試合に登板しないと発表した。大谷選手は18年に右肘靭帯の損傷で「トミー・ジョン手術」を受けており、今回、手術に至るかは分からず、DH(指名打者)として出場を続けると報じられている。

   配信によると、ダルビッシュ選手も15年に同手術を経験している。肘を損傷した当時は、「投げても痛くはないんだけど、(上腕三頭筋の周辺が)気持ち悪いし腕を振れない」との状態だった。左バッターであれば「バッティングは基本的に出来る」という。

   2度目の手術の場合はメジャー復帰まで約18か月かかり、復帰しても「元気にずっと投げてる人は凄く少なくなります」と説明。一方で下記のように述べる。

「ただ大谷選手は体も強いですし、栄養もちゃんとしてますから、その辺は他の人とは過ごし方が多分違うと思うので、長いこと元気に投げられる可能性はあると僕は思います。他の人より確率は高いんじゃないかな」

   6月末に爪割れでマウンドを降りる場面もあった大谷選手。ダルビッシュ選手は、その頃から「もう何かあったんだろうなと僕は思った」。球速低下や何かをかばうような体の動きから、爪だけの問題ではないと感じていたという。次のようにも述べた。

「この前も腕の疲労がどうとか話が出てスキップした時も、肘なんじゃないかなと僕はずっと思ってたんですよ。やっぱり、本人はそういう所が痛い時でも言わないから。今までの大谷くんのメディアへの発言をみてても」
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