プロ野球セ・リーグ横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手が2023年10月22日公開のYouTube動画で、パ・リーグ球団への移籍を希望しているという一部報道を否定した。17日には、福岡ソフトバンクホークスのロベルト・オスナ投手をめぐる記事を本人が否定する騒動もあった。相次ぐ外国人選手の「飛ばし記事」に、プロ野球ファンから苦言が相次いでいる。「僕がDHのいる球団と契約したいという記事が飛び交ってる。そんなこと言った覚えはないんだけど」MLBから1年契約で移籍し、10勝4敗・防御率2.76の活躍を見せたバウアー投手をめぐっては去就が注目を集めている。そんな中、一部スポーツ紙が16日付で公開した記事で、バウアー投手がDH制を採用しているパ・リーグへの移籍を希望していると報じた。バウアー投手は22日公開の「CSに向けての練習で自分のチームと対戦した」とする動画で報道を否定した。シーズン終了を受け、「次は何をしようか」と今後について言及した。「僕がDHのいる球団と契約したいという記事が飛び交ってる。そんなこと言った覚えはないんだけど」とし、「今年一年この動画を見てくれたファンのみんなにメッセージを送りたい。DeNAと日本の野球ファンの皆さん、応援ありがとう」とファンへの感謝を口にした。今後については「これからどうするかは、自分でもまだわからない」としている。「助っ人外国人へのテキトー報道ひどすぎるぞ」外国人選手に関するスポーツ紙の報道をめぐっては、17日にも選手本人がネット記事を否定する騒動があった。CSのファーストステージで敗退となったホークスの守護神・オスナ投手が、2戦目となる16日のロッテ戦で、回またぎでの続投を要請した首脳陣に対し「No,thankyou」と拒絶したとする報道だった。この報道について、オスナ投手はX(ツイッター)で「????Excuseme?(どういうことですか?)」と反応した。投手コーチの斉藤和巳氏もXで「オスナは9回の登板後一言も『Nothankyou』なんて言ってない! ベンチの判断のみで1イニングで交代を告げさせてもらった。誰が発言を作り上げたのかはわからんけど、オスナはクローザーとして、チームの勝利を誰よりも考え準備をしてくれている投手!」と猛反論する事態となった。SNSでは、外国人選手をめぐる報道を選手本人が否定するという問題が相次いだことを受け、プロ野球ファンからの苦言が相次いだ。「こないだのオスナNoThankyou問題も含めメディア各位は少し落ち着いた方がいい ビュー稼ぎしか考えんからこうなる」「外国人にジャパニーズメディアのカスさが知れ渡りつつある」「オスナとバウアーのおかげで言っていきやすくなったから2.3年後には野球関連のマスコミの価値めちゃくちゃ落ちてそう」「オスナといいバウアーといい助っ人外国人へのテキトー報道ひどすぎるぞ」一方で「選手が否定したからといって、それまでの報道を即座に嘘だと言えるわけではないよね」などとする声もあるなど、議論を呼んでいる。
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