中田翔「金髪丸刈り」は決意の表れなのか 「批判が出るのは覚悟の上だろう」「切磋琢磨してほしい」の声

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   中日・中田翔が2024年2月1日から始まる春季キャンプに向け、金髪丸刈りにあごひげを生やしたド派手な風貌で沖縄入りしたことが話題を呼んでいる。

   原則として茶髪、長髪、ひげが禁止とされている巨人時代は見られなかった姿だ。日本ハムでは金髪姿が珍しくなかったが、21年のシーズン途中にトレード移籍した巨人では「郷に入っては郷に従え」で黒髪でプレーしていた。

  • 中田翔(2017年3月撮影、写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中田翔(2017年3月撮影、写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔のインスタグラム(shonakata_official)より
    中田翔のインスタグラム(shonakata_official)より
  • 中田翔(2017年3月撮影、写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔のインスタグラム(shonakata_official)より

「日本ハム時代と違って年齢を重ね、性格は丸くなっている」

   22年オフに結んでいた3年契約に盛り込まれていたオプトアウト権を行使して昨季限りで退団し、中日に移籍。金髪で再スタートを切る中田に対し、SNS上では「プレーで目立ってほしいね 金髪にする意味がわからない...」「私はいいと思うけどな」など意見が分かれている。スポーツ紙記者はこんな見方を示す。

「金髪に染めることで批判の声が出るのは覚悟の上でしょう。出る杭になっても自分らしさを出してチームに貢献したいという決意の表れだと思います。日本ハム時代と違って年齢を重ね、性格は丸くなっている。巨人でプレーしていた時も多くの後輩に慕われていましたしね。中日でも同じ右打者の石川昂弥、細川成也は中田の打撃を見て参考になる部分が多いと思います。切磋琢磨してほしいですね」

   球団史上初の2年連続最下位に沈んだ昨季はリーグワーストの390得点。ポイントゲッターとして新加入の中田に掛かる期待は大きい。勝利につながる一打を放てば称賛される一方で、好機でブレーキになれば批判の矛先が向けられる。重圧はかかるが、中田が奮い立つ境遇といえる。打点王に3度輝いた実績を持つ強打者は髪型と同様にプレーでも輝けるか。(中町顕吾)

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