【中日】5連勝で首位キープ 課題の貧打解消「15安打」の衝撃...切れ目ない打線の恐怖

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   中日が強い。2024年4月10日のDeNA戦(横浜)で投打ががっちりかみ合い、6-1と快勝。5連勝。今シーズン最多の貯金4に増やした。

  • ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
    ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
  • 10日は左腕・松葉貴大投手の好投が光った(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
    10日は左腕・松葉貴大投手の好投が光った(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
  • 10日の試合で高橋周平選手が1000試合出場を達成(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
    10日の試合で高橋周平選手が1000試合出場を達成(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
  • ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
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  • 10日は左腕・松葉貴大投手の好投が光った(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
  • 10日の試合で高橋周平選手が1000試合出場を達成(公式X「中日ドラゴンズ公式」(@DragonsOfficial)より)
  • ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
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白星の原動力は投手陣、そして打線が活発

   白星を重ねている原動力が、投手陣であることは間違いない。

   チーム防御率1.85はリーグトップ。5連勝中は計2失点と抜群の安定感を誇る。10日も今シーズン初先発の左腕・松葉貴大投手が6回途中2安打1失点の好投で初勝利をマークした。

   ただ、打線も活発になっていることが見逃せない。

   1番の三好大倫がプロ初の猛打賞、高橋周平が今季2度目の猛打賞をマークし、下位打線で7番・木下拓哉、8番・村松開人、9番・松葉がそろってマルチ安打と、今シーズン最多の15安打を重ねた。

   すべて単打だったが、クリーンアップを張る中田翔、細川成也の長打力に依存することなく、切れ目のない打線で得点を重ねた意味は大きい。

「失敗を恐れずに各打者がきっちりバットを振れている」

「15安打は衝撃ですよ。昨年まではチャンスが巡ってきても、打者がプレッシャーを感じる雰囲気で得点が取れなかった。今年は失敗を恐れずに各打者がきっちりバットを振れている。
各ポジションで熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているので、チーム内にいい緊張感があります。得点を重ねる試合を続けて成功体験を積み重ねれば、大きな課題だった貧打を解消できるでしょう」(スポーツ紙記者)

   過去2シーズンの22、23年、対戦カードで2年連続大きく負け越したDeNAに2連勝を飾り、チームは勢いを増す。

   12日からは昨シーズン(2023年シーズン)日本一に輝いた阪神と本拠地・バンテリンドームで激突する。

   まだ各球団との対戦が一巡していない。進化した姿を見せるのはこれからだ。(中町顕吾)

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