2024年 5月 6日 (月)

ゴールデンウイークのハワイ便予約が過去最多 超円安「1ドル154円」でも人気?専門家が指摘する裏事情

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   ゴールデンウイーク期間の「ハワイ線」予約数が過去最多だと、全日空(ANA)が2024年4月19日に発表した。前年比約1.5倍の約1万6000人が予約した。コロナ前の19年比でも、約1.2倍増だ。

   一方、円安の加速で1ドル=154円を突破。加えて米国の物価高で、以前よりもハワイの旅行費は高騰している。SNSでは「みんなお金持ちだな」「円安だから無理」などと驚く声も。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏に、日本人旅行客のハワイ人気の理由を聞いた。

  • ゴールデンウィーク期間の「ハワイ線」予約数が過去最多
    ゴールデンウィーク期間の「ハワイ線」予約数が過去最多
  • ANAのA380型機(フライングホヌ)
    ANAのA380型機(フライングホヌ)
  • 3機並んだフライングホヌ
    3機並んだフライングホヌ
  • ANAが発表した2024年度のゴールデンウィーク期間の予約状況(ANA公式サイトより)
    ANAが発表した2024年度のゴールデンウィーク期間の予約状況(ANA公式サイトより)
  • ハワイのホノルル
    ハワイのホノルル
  • ゴールデンウィーク期間の「ハワイ線」予約数が過去最多
  • ANAのA380型機(フライングホヌ)
  • 3機並んだフライングホヌ
  • ANAが発表した2024年度のゴールデンウィーク期間の予約状況(ANA公式サイトより)
  • ハワイのホノルル

航空機の座席数は前年比約1.7倍増

   鳥海氏は、ANAのハワイ便予約数過去最多の理由としてまず挙げたのが、航空機の提供座席数の大幅増だ。「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」(フライングホヌ)という愛称がついた「A380」が3機稼働しているのだ。

   成田―ホノルル間を結ぶA380は、2階建ての520席仕様。24年4月現在、1日2便が運航しているため、提供座席数が大幅に増えた。24年度のゴールデンウイークで、ANAが提供する座席数は2万5660席。前年比約1.7倍に増加した。

   だが、鳥海氏はこうも話した。「もともとの座席数が多いので、予約数だけをみると増えていると言えるのですが、予約率はそこまで高くありません」。

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