上川陽子外相が、2024年8月19日~21日にかけ、インドを訪問した。インドを代表する日刊紙「INDIANEXPRESS(インディアン・エキスプレス)」は、この訪問に際しての寄稿で上川氏の名前を間違えたとして訂正を行った。「執筆者である日本の外務大臣の名前が『カミカゼ・ヨウコ』と誤って掲載されています」上川氏は19日?22日にかけインドを訪問し、モディ首相を表敬訪問したほか、第17回日印外相間戦略対話などに臨んだ。インドの日刊紙、インディアン・エキスプレスは20日、「CORRECTION(訂正)」として18日の紙面で上川氏の名前を間違えたことを訂正した。「本誌『IdeasPage』に掲載された記事『新たなソリューションのための共創者たち』において、執筆者である日本の外務大臣の名前が『YokoKamikaze』と誤って掲載されています。正しくはYokoKamikawaです」(以下、編訳)訂正に際して、「Theerrorisregretted.(誠に遺憾であり、お詫び申し上げます)」と丁寧な表現で謝罪している。18日に掲載されていた記事では、上川氏の似顔絵の下に「YOKOKAMIKAZE」と表記されていた。「最悪の方法でスペルミスし、彼女の論説を『Kamikaze』という名前で掲載した」「KAMIKAZE」は神風特攻隊員や神風特攻機を示す英単語として使われているほか、ここから転じて「無謀なことをする人」や「向こう見ずな」「無謀な」などとする形容詞としても使われる。今回の誤記に際しても、「Autocorrectstrikesagain(特攻の再来か)」「Sourceshaveitthattherewasanintensepearlharbourconversationonattheeditdesk.(情報筋によれば、編集デスクで激しいパール・ハーバー談義が交わされていたという)」など、第二次世界大戦に絡めた投稿が相次いでいる。「AmajorIndiannewspaper,theIndianExpress,misspelledJapaneseForeignMinisterKamikawa'snameistheworstpossibleway:theyprintedherop-edunderthename"Kamikaze"(インドの主要紙『インディアン・エクスプレス』は、日本の上川外相の名前を最悪の方法でスペルミスし、彼女の論説を『Kamikaze』という名前で掲載した)」「特攻隊を連想し小馬鹿にするリプ欄の奴等には腹が立つ。神風の意味知らんだろ」など、厳しい反応もある。
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