牛丼チェーン「松屋」には、各テーブルに3種類の焼肉のタレが置かれている。実はこのタレのボトル、3種類すべて英語表記が同じだ。SNSではたびたび話題になっており、過去には松屋公式Xが反応したこともあったが、その後はどうなったのか。松屋フーズはJ-CASTニュースの取材に、「現在切り替えを進めているところ」だと明かした。公式Xも反応「焼肉のたれ(3種)の英訳をご提案下さい」記者が首都圏内にある松屋の店舗を訪れたところ、テーブルには「甘口」「ポン酢」「バーベキュー」の3種類の焼肉のタレのボトルが置かれていた。それぞれの文字の下に書かれていたのは、すべて「YakinikuSauce」。ちなみに、サラダ用のドレッシングは「フレンチ」と「ゴマ」の2種類だが、この英訳もどちらも「DRESSING」だった。SNSでは、これを面白がる声や、中身の違いのわかる英訳を求める声が寄せられている。実はSNSでは、過去にもたびたびこのボトルの英語表記が話題になっている。23年11月10日には、松屋公式Xも反応。「松屋の焼肉のたれ(3種)の英訳をご提案下さい」と呼びかけた。その後、応募された英訳を受けてボトルの英語表記を変更する動きなどはあったのだろうか。「デザインの1つとして記載してしまったことが原因」25年1月17日にJ-CASTニュースの取材に応じた松屋フーズの担当者は、「お客様から募集した案をもとに、現在切り替えを進めているところでございます」と明かし、「全店切り替えには時間がかかるかと思いますが、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけた。英語表記を3種類とも同じくしている理由については、「日本のお客様向けにデザインの1つとして記載してしまったことが原因かと思います」と説明し、「ご不便おかけし申し訳ございません」と謝罪した。なお、採用された3種の英訳については、回答はできないとした。J-CASTニュース記者は実際に都内の店舗を何か所か確認したが、現時点では英語表記を変更した焼肉ソースに出会うことはできなかった。
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