女性VTuberグループ「ホロライブ」に所属する紫咲シオンさんが2025年4月26日をもって卒業する。公式サイトで3月6日に発表された。運営会社・カバー（東京都港区）の代表取締役社長CEO、谷郷元昭氏はXで「卒業に関するお知らせが続き、皆さまにご心配をおかけしていることを真摯に受け止めております」などと異例のコメントを出している。「皆さまと同じように寂しさを感じています」紫咲さんはホロライブ2期生として18年9月にデビューし、現在ではチャンネル登録者131万超の人気を誇る。卒業を発表したYouTube配信では「会社との方向性の違い」を理由に挙げ、Xでは「この決断は自分の中で数年、沢山考えた結果です」と説明。卒業配信も行う予定だという。発表に際して谷郷元昭さんも同日にXで、「卒業に関するお知らせが続き、皆さまにご心配をおかけしていることを真摯に受け止めております。私たちもタレントの旅立ちを見送るたびに、皆さまと同じように寂しさを感じています」とコメントを出した。ホロライブプロダクションでは24年8月に湊あくあさん、10月にワトソン・アメリアさん、25年1月にはセレス・ファウナさん、沙花叉クロヱさんと卒業者が続いている。「才能を最大限に発揮できるよう」体制づくり谷郷さんは続けて、「私たちは、タレント一人ひとりが才能を最大限に発揮できるよう、hololiveEXPOや3Dライブ、企業タイアップ、音楽制作のサポートなど、多方面からの支援でタレントが安心して活動に専念できる体制を整えています」と会社の取り組みを説明しながら、「しかしながら、まだまだ行き届いていない面もあり、私自身もタレントと直接対話する機会を設け、改善に向けた取り組みを進めています。これからもタレントとファンの皆さまが共に笑顔でいられるよう、全力を尽くしてまいります」と意気込んだ。「引き続きの応援どうぞよろしくお願いいたします」とも伝えている。
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