ラッパーの呂布カルマさんが、2025年4月16日にXを更新。大阪・関西万博をめぐる自身の発言に寄せられた批判に反論した。「国道も使えないよね」呂布さんは4月14日、Xで「行ってないし行く気もない奴らの万博の悪口もういいって。誰が得すんの」と投稿。これに対し、「本当にその通り」や「権力に媚びた逆張りラッパー」など賛否両論寄せられていた。そして16日、呂布さんは「万博が政治癒着だから云々言う奴は国道も使えないよね。道路なんかゴリゴリの癒着ど真ん中だからな」「一生獣道歩いてろ」と改めて持論を展開。さらに「お国の為って言うんならお前らはさぞかし馬車馬働いて高額納税してんだろうな。大半はただの貧乏根性のクレーマーと大差ない」と強い言葉で非難した。Xでは「そうだそうだ新幹線だって乗れなきゃ高速道路だって使えないし」「国道は役に立ってる。万博はただの無駄遣い。雰囲気だけ」「わざわざバビロン側の意見発信するようになったんすね笑笑笑笑」などと書き込まれている。呂布さんの発言をめぐっては、辛坊治郎さんが16日にXで「おっしゃる通りではありますが、『得する人』は、確かにいるのです。今起きているのは、政治闘争ですからね」と反応した。また、脳科学者の茂木健一郎さんが16日に更新したYouTubeで「ラッパーだったら権力の万博側を批判するのが当然だろうという思い込みがどうもある」と私見を語った。そして「万博に対して面白いと思ったら『そいつは権力側だ』『ポジショントークだ』と言うこと自体が人間に対して失礼」などと持論を述べていた。
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