元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが2025年5月3日にインスタグラムで、悪夢にうなされるなど「結構ギリギリ」という現状を明かした。さらに、「誹謗中傷コメントや殺害予告」を受けているとし、控えるよう呼びかけた。
1年前より「今のトラウマによる二次被害のストレスの方が数値が大きい」
渡邊さんは、23年7月から病気療養のため休職し、24年8月末に退社した。10月1日にインスタグラムで、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたことを明かしていた。
渡邊さんは25年5月3日の投稿で、「先週PE(持続エクスポージャー)のフォローアップで、症状評価尺度のチェックをしました」と報告。「とっても平たくいうと、ストレスの数値化みたいな感じ」だと説明した。
そこで、「一年前に測定したトラウマによるストレスの度合いより、今のトラウマによる二次被害のストレスの方が数値が大きい」という結果が出たという。渡邊さんはこれまで、「トラウマの方がよっぽど辛かったから今は何があっても全然平気!」と思っていたという。しかし、今回の結果を受けて「本当はそうじゃなかったのかな、痛みを感じないようにしてきただけで心はちゃんと傷ついていたんだな」といい、「自分の弱さと脆さを認識しました」と明かした。
症状評価尺度のチェックを受けて以降、渡邊さんは「毎日身体がズーンと重くて、毎晩悪夢でうなされるし、無意識で身体中を引っ掻いてしまったり、『殺される』など激しい寝言をいったり、現実か夢なのかわからない状態」が再発したという。この症状はこの2年間で何度か経験しているといい、「それなりに付き合っていく方法はわかっている」とするが、それにもかかわらず「今は結構ギリギリな状態です」と明かした。