ミュージシャンのGACKTさんが2025年5月14日、子どもを虐待する親が増加しているとして、Xで懸念を示した。「未来がどんどん危うい物になっていると最近感じる」と心境を吐露している。
「子供を持つ親はこどもが未来をつなぐ担い手である」
GACKTさんは14日、呼吸が止まった状態で生まれた乳児を医師が処置して救う動画を引用リポスト。そのうえで、「子供ってのは宝。今を未来に繋ぐ架け橋。消えそうな灯火をこうやって繋いでくれる医師もいる。こどもが『普通』に育つことは当たり前じゃない」と切り出した。
続けて、子どもに虐待する親に対する懸念も示した。「健康に育った命にも関わらず、子供に虐待をする親も増えている。子供のままのオトナ。そんなオトナが増えてるせいで未来がどんどん危うい物になっていると最近感じる」。
GACKTさんは、「虐待を受けた子供が大人になってから自分がされたように他者に暴力をふるう確率は高い」と述べ、「虐待までいかなくとも、愛されなかった子供が人を愛するのは難しくなるんじゃないか?」との考えを示した。続けて次のように呼びかけた。
「子供を持つ親はこどもが未来をつなぐ担い手であるということを真に理解してほしい。ボクらには彼らが『生まれてきてよかった』とそう思える世界を作る使命がある。大袈裟に聞こえるかもだが、どんなオトナにもこの責任があることを常に心に留めて生きてもらいたい」
「余裕がない」「カネがない」などは、子どもたちの未来を軽視する理由にならないとも説明。最後に「根底にある大切にしなければならないものを改めて考えてくれ」と述べた。
これに対し、SNSでは、「とても強く共感します」「大人としての責務は果たして行きたいと思います」「めっちゃ泣けてきます」「改めて命の大切さを感じました」「本当にそう思います!」「同じ考えです!」などの声が寄せられている。