負傷者リスト入りの佐々木朗希、大リーグで生き残れるか 元NPB最多勝投手が助言「力をセーブすると失敗する」

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「山本由伸は1年で順応した」

   武田氏は、23年オフにオリックスからドジャースに移籍した山本由伸投手(26)と佐々木を比較し、両者の違いについて言及した。

   「山本は1年で順応した。(昨年の)夏の故障明けからできるようになって今がある。佐々木はそれを勘違いしている。(力を)セーブしてイニングを伸ばそうではなくて、要所では力を入れながら、ある程度バッターをみながら投げていかないといけない。それがあまりうまくない」

   そして、なぜ佐々木が本塁打を打たれるかについて独自の視点で解説した。

   「もともとコントロールが良くない。アバウトにストライクゾーンに投げるタイプ。コントロールが甘いから打たれる。ホームランを打たれているのも、だいたい高めにいったシュート回転のフォーシーム。だから変化球をうまく使えない。佐々木のストレートは160キロというイメージで、みんな振り負けないようにと思う。だから変化球が有効になる。だけど、ストレートをボールにできない。ストライクに投げるからホームランを打たれる。少しセーブして落としているから飛ばされる」

   スポーツ紙の報道によると、佐々木は休養日だった13日に検査を行い、デーブ・ロバーツ監督(52)は「これ以上無理をさせず、休養を取って100%の状態に戻すことが大事だと判断した」などと語った。復帰までの期間は不透明だという。

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