大リーグ日韓投手に大きなレベル差、韓国メディア嘆き節...日本は絶えずエース級輩出、韓国勢の現状は「非常に残念」

「日本はアジア史上初のサイ・ヤング賞投手の誕生を夢見ている」

    記事では「リュ・ヒョンジンのように、米国大リーグで最上級エースとして扱われる韓国人投手を再び見ることができるだろうか。リュ・ヒョンジュン以後、韓国は大リーグのエース投手輩出に失敗しているが、日本は今年、アジア史上初のサイ・ヤング賞投手の誕生を夢見ている」と伝えた。

    記事にあるリュ・ヒョンジン投手(38)は韓国出身で、12年オフにポスティングシステムを利用して韓国プロ野球(KBO)からドジャースに移籍した。

    大リーグ1年目の13年は、30試合に先発して14勝8敗、防御率3.00を記録。19年には14勝5敗、防御率2.32で最優秀防御率のタイトルを獲得した。サイ・ヤング賞の有力候補に挙がるも、投票では2位だった。

    「スポーツ朝鮮」は、リュの大リーグでの活躍を懐かしみ、「リュ・ヒョンジュン以後、大リーグで先発ローテーションを守る韓国人投手がいなくなった。大リーグに挑戦する先発投手もいなくなり、KBOリーグを経ずにアメリカに渡った若手だけが挑戦を続けている」と現状を解説した。

    そして、「日本はダルビッシュ有をはじめ、山本由伸、佐々木朗希、千賀滉大、今永昇太ら大リーグのマウンドで活躍する先発投手を続々と輩出している」とし、「一方の韓国は、世界舞台に挑戦する新しいエースが登場しておらず非常に残念だ」と嘆いた。

    現在、韓国出身のイ・ジョンフン外野手(ジャイアンツ、26)や、キム・ヘソン内野手(ドジャース、26)らが大リーグで活躍している。キムは、15日のアスレチックス戦で、大リーグ第1号本塁打を記録し、山本の勝利をアシストした。

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