ZOZO創業・前澤友作氏、1人5万円出せば数字上は「屋根つけられるけど」 ZOZOマリン移転に持論

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   衣料品通販「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏が2025年5月17日、千葉ロッテマリーンズの本拠地球場「ZOZOマリンスタジアム」の移転をめぐる持論をXにつづった。

  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム。移転計画が注目を集めている
    千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム。移転計画が注目を集めている
  • 前澤友作さん(2018年撮影)
    前澤友作さん(2018年撮影)
  • ベルーナドームはもともと、屋根のない球場だった
    ベルーナドームはもともと、屋根のない球場だった
  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム。移転計画が注目を集めている
  • 前澤友作さん(2018年撮影)
  • ベルーナドームはもともと、屋根のない球場だった

「屋根つけてくださいってリクエストがなぜか僕にたくさん来る」

   1990年竣工のZOZOマリンスタジアムは、建設から35年が経つことから老朽化の問題が指摘されていた。23年に千葉市が発表した「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)のあり方検討 基礎調査結果」では、スタジアムの立地の検討として「候補地は、幕張海浜公園や幕張メッセ駐車場内を検討」としていた。

   こうした中、5月11日に、23年の発表でも移転先として名前が挙がっていた「幕張メッセ駐車場」への移転・建て替えを目指し調整すると各社が報道した。なお、新球場の供用開始までは10年ほどかかる見通しだという。

   前澤氏は17日、Xを更新し「ZOZOマリンスタジアム建て替えるなら屋根つけてくださいってリクエストがなぜか僕にたくさん来る」と切り出した。

   「ドーム型にするには500億くらい追加予算が必要とのこと」とし、「千葉ロッテマリーンズのファンは100万人くらいいるそうなので、1人5万円出せば数字上は予算集まって屋根つけられるけど、どうなんだろう?」とつづった。

「ZOZOは浜風あってこその球場だろ」

   前澤氏の投稿をきっかけに、SNSではスタジアムの移転・建て替えをめぐる議論が巻き起こっている。

   「ファンがお金出し合うとか寄付を募るとか...クラウドファウンディング! そうしたほうが思い入れも深くなるし価値のあるものになりますよね」「屋根つけるとか中途半端な改修するより、エスコンみたいな野球ファーストのスタジアムにして、ホテルとか商業施設とかくっつけてほしい」など、ポジティブな意見も多い。

   一方で、「なぜファンに五万出させる前提で検討してる?」「ドームに屋根つけるのってファンが負担しなきゃいけない事案かね?」など、「ファン頼み」の施策には反発の声も。

   「いや、ZOZOは浜風あってこその球場だろ」「ファンからのクラウドファンディングでドーム化するのは面白いと思う。ただ野外のスタジアムだからこそ、サマーソニックや、大物がライブをしてくれるわけで、その方が影響は大きいのでは?」など屋外球場ならではの魅力があるとする声も多い。

「スポーツとかエンタメとかですごい可能性ありそう」

   活発な議論が続く中、前澤氏は「みんなでお金出し合って、みんなで良くしていく流れって、こういうスポーツとかエンタメとかですごい可能性ありそう」と反応。

   「カブアンドみたいにお金出した人に運営側の株配れれば、プチオーナーになってもらうこともできる。クラファンの進化系ね」と新たなビジネスチャンスに言及した。

   また、自身が試算に持ち出したファンの数に関する疑問もあったようで、「千葉ロッテマリーンズのファンが100万人いるって勝手に言ったけどごめん。違うの?」ともしている。

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