ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんが2025年6月1日、Xでフジテレビをめぐる持論をつづり、ネットの注目を集めている。
「やっぱ感動するわー」
堀江さんはフジテレビの名作ドラマにハマっているようで、25日には「Netflixで『やまとなでしこ』みた。やっぱ感動するわー」と投稿。松嶋菜々子さん、堤真一さんによるラストシーンの写真を添え、ラブコメディ『やまとなでしこ』を絶賛した。
28日の投稿では、「フジテレビの過去の月9ドラマがNetflixに続々と配信されてるのは良いんだけど、なんでデジタルリマスターしないのかな。AI使ったらかなり綺麗になるのにな」と疑問をつづっていた。
堀江さんとフジテレビをめぐっては、05年頃から長く続く「因縁」がある。
2005年には、当時堀江さんが代表を務めていたライブドアがフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送の株を買い占め、フジテレビに影響力を行使しようとしてライブドア・フジテレビの両社が対立したこともあった。
25年1月には、中居正広氏の女性トラブルに端を発する問題を受け、フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)への株主総会への出席を計画。フジメディアHDの株を購入し、株主総会で質問をすると宣言していた。
その後も、フジテレビによる1月28日に行われた記者会見をめぐって、「結局フジテレビが守りたかったのは女子アナの人権とかじゃなくて日枝久(編注:フジサンケイグループ元代表で取締役相談役)なんだなってことに尽きる」などとしてXで怒りを明かしていた。
5月30日には、「ニッポン放送株取得から20年 ライブドア事件により、幻の書籍となった発禁本『嫌われ者』。その発禁本の内容と昨今のフジテレビの話をまとめたリブート本が発売されます」として、『フジテレビの正体』との書籍をリリースしている。
「フジテレビはこんな優良資産たくさん持ってるのにもったいないよなぁ」
こうした中、堀江さんは6月1日、「101回目のプロポーズ最近見てるんだけどほんとめちゃ良いよね」とし、武田鉄矢さんと浅野温子さんのダブル主演で大きな人気を博したトレンディドラマ『101回目のプロポーズ』を視聴したと明かした。
「やっと『僕は死にまっしぇん!』のところまで見た。ほんとクオリティ高い」と名シーンを絶賛した堀江さん。フジテレビでドラマ畑を歩み、関西テレビの社長を務めた大多亮氏について「中居くん問題で辞任した大多亮さんって才能あったんだろうなぁ」とつづり、フジテレビの方針に苦言を呈した。
「しかし、、、フジテレビはこんな優良資産たくさん持ってるのにもったいないよなぁ。せめてデジタルリマスターとかしてリリースすりゃいいのにな。FODだけそれやるとかだったら賢いけど」
堀江さんは、自身に寄せられたリプライにも反応している。
「『カノッサの屈辱』はめちゃくちゃ面白かったです」との声には、「カノッサとかなんで配信しないのか? って思いますよね」と共感。
「和久井映美(ママ)さんの妹よというドラマも大好きです。思い出しても泣けます」には、「和久井映見さんといえば夏子の酒でしょ。リメイクして欲しいなぁ」。
「BSフジでガンガン昔のドラマやっちゃえとは思って居ます...」との意見には、「BSなんかどうでも良くてFODで流すのよ」とフジテレビの動画配信サービスFODの販促に繋げるべきだとした。
101回目のプロポーズ最近見てるんだけどほんとめちゃ良いよね。やっと「僕は死にまっしぇん!」のところまで見た。ほんとクオリティ高い。中居くん問題で辞任した大多亮さんって才能あったんだろうなぁ。しかし、、、フジテレビはこんな優良資産たくさん持ってるのにもったいないよなぁ。せめてデジタ…
— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) June 1, 2025