「ミスター・プロ野球」長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の死去後、初めて生出演した2025年6月6日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、長男の一茂さん(スポーツプロデューサー)は父親の最期の様子をこう語った。きれいな看護師さんたちに見送られて「ネガティブな行動や言葉は絶対やらない方。常にポジティブ、24時間100%ポジティブで人生を駆け抜けていった方」なので、「きょうだいみんな、それをくみ取って。看護師さん、泣いている方いらっしゃったけど、われわれはまったくしんみりすることは一切なかった」「笑い声さえ聞こえて......」また、「すごいきれいな若い看護師さんがたくさんいた病院で、妹は"パパは幸せだよね。こんなきれいな看護師さんたちに見送られてさ"とか、"あっ、いまパパ笑ったね。きれいな看護師さんが来ると笑うね"って。笑って送るというと、不謹慎かもしれないけど、しんみりするのは、おやじは喜ばないので」と話した。暗くなるまで1時間も2時間もレギュラーコメンテーターの玉川徹さんが、昭和を象徴するスーパースターの中のスーパースターを父親に持ったことのつらさはなかったのかと聞くと、一茂さんは「昭和のスターだし、監督と選手という関係でもあったですけど、父親と息子の間というところは、そんなに周りの方と、玉川さんも含めて、そんなに差異はないと思ますけどね」と、暗くなるまで1時間も2時間もキャッチボールをした思い出話を披露した。(シニアエディター 関口一喜)